医療費や教育費が必要となることで、住宅ローンの返済が難しかったり、まとまった資金が必要になったりした経験がある方は少なくないと思います。
そういった場合のためにも、金融機関からの返済期間を長く設定している方も多いですが、いくつかの条件を満たせば返済中にもマイホームを手放すことが可能です。
そこで今回は、住宅ローンが残っている状態でリースバックできるのかにくわえて、メリットと注意点も解説します。
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住宅ローンが残っている状態でリースバックできるのか
結論として、住宅ローンが残っている状態でも特定の条件を満たせばリースバックでマイホームを売却できます。
たとえば、売買取引の売却額がローン残債の合計額を上回るアンダーローンの場合だと、売却できるとされています。
ただし、特定の条件として、ローン残債が売却額を上回るオーバーローンのときは任意売却が必要です。
もし、返済義務を全うできないからといって任意売却をしなければ、抵当権のついているマイホームは金融機関によって競売にかけられてしまうため、住み続ける機会を失ってしまいます。
なお、任意売却とは、金融機関の許可を得て不動産を売却する手段であり、売却額で支払うことができなかった分は残債務として返済義務が残ります。
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住宅ローンが残った状態でリースバックするメリット
住宅ローンが残った状態でリースバックするメリットは、資金調達と引っ越しが不要な点です。
まず、教育費や高額の医療費・老後の資金など何かしらの理由でまとまったお金が必要になった場合は、マイホームを売却して資金を確保できます。
さらに、通常の売買取引であれば今の家を出て行かなければならないものの、リースバックであれば住み慣れた家から引っ越す必要がありません。
そして、一時的に資金不足になっているのであれば、将来的に余裕のあるタイミングでマイホームを買い戻す選択も可能です。
そのため、自由度が高い点も魅力的と言えるでしょう。
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住宅ローンが残った状態でリースバックする際の注意点
住宅ローンが残った状態でリースバックする際の注意点は、売却時のバランスと賃貸借契約の家賃、買い戻し価格の3点です。
まず、金融機関からの借り入れ額が多く残っているのであれば、売却額とローン残債のバランスが取れているかどうかの確認が必要です。
続いて、買取価格が高くなると家賃の金額も高くなるため、今の家に住み続けるのであれば家賃の支払いを続けられるかどうかをシミュレーションするようにしてください。
そして最後に、一時的にまとまった資金が必要ではあるものの最終的にはマイホームを買い戻す場合、買い戻し価格は売却時の1.1〜1.3倍ほど高くなり損をする可能性があります。
これらの注意点をふまえて、リースバックをおこなうかどうかの検討をするようにしましょう。
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まとめ
住宅ローンが残っている状態でも、アンダーローンの場合や任意売却をおこなう場合は、リースバックをおこなうことができます。
また、マイホームの資産価値を現金に変えながら、住み慣れた家から引っ越す必要がない点がメリットです。
ただし、資産価値によっては家賃が高くなったり、買い戻し価格が相場以上になったりする可能性があるので、注意が必要です。
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株式会社イーアールホームズ スタッフブログ編集部
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