土地を売却するとき、境界線が問題になることがしばしばあります。
トラブルを避けるには、自分で境界線を調べ境界が明確な状態で売りに出せるようにするのがおすすめです。
今回は土地売却において境界線が必要な理由や、境界線の調べ方・調査費用について解説します。
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土地の境界線が売却で必要な理由とは
境界線とは土地の境目を示すもので、どこからが自分の土地でどこからはほかの方の土地か示すために必要です。
土地を売却するとき、売主は境界を明示したうえで売らなければなりません。
境界があいまいなままだと、新たな土地の持ち主と隣の土地の持ち主の間でトラブルが起きかねないためです。
境界線は、筆界・所有権界の2つがあります。
筆界とは、登記されている公的な境界線です。
所有権界は隣の土地の方と話し合って決められた境界線で、必ずしも筆界と同じとは限りません。
たとえば筆界では自分の土地ではないところに、隣地の方の許可を得て作ったブロック塀などが残っていることが考えられます。
売却前に土地の境界があいまいで隣の土地の方と話し合いがつかないときは、筆界特定制度など境界線を決めるための制度を活用しましょう。
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土地売却前の境界線の調べ方
土地の境界線を調べる主な方法は、登記簿を確認することです。
表題部には地目・地積などの情報が記載されています。
ただし境界線をさらに詳しく知りたいときは、登記簿と同じく法務局にある地積測量図を確認しましょう。
これは、分筆・地積更正された一筆の土地ごとの測量結果が記されている図です。
ただし1960年4月以前は登記申請に地積測量図が必要とされていなかったため、土地によっては古い図面に由来して作られた公図しか残っていないことも考えられます。
境界線を調べる方法としては、土地区画整理事業で作られる区画整理図面や、地籍調査が行われた際に作成された地籍調査図面を確認することが挙げられます。
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土地売却前の境界線測量にかかる費用
土地の測量をおこなう専門資格は、測量士と土地家屋調査士の2つがあります。
このうち、登記目的の測量をおこなうのは土地家屋調査士です。
土地家屋調査士に依頼するときの費用は、民間の土地と接する土地で公的機関の立会いが必要なければ30~50万円が目安となります。
筆界特定制度によって境界を特定させるときも、測量が必要です。
費用は50~80万円が相場ですが、手数料は申請人・相手方両方の固定資産評価額をもとに計算されます。
地価が高い土地・広い土地だと、費用が高くなってしまうでしょう。
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まとめ
土地の売却時には境界線の明示が必要であり、曖昧な境界が原因で隣接地の持ち主とのトラブルを防ぐためにも確認が重要です。
土地の境界線には筆界と所有権界があり、それぞれ公的に定められたものや隣接地の持ち主との協議で決められたものがあります。
境界線の確定や測量を行う際は、専門資格者に依頼し適切な費用を支払うことで、売却手続きの円滑化が図れます。
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株式会社イーアールホームズ スタッフブログ編集部
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