不動産売却を検討されている方の中には、代金をいつ手にできるか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、不動産売却の代金が手に入るタイミングは、売却方法によって異なります。
そのため、売却方法ごとの清算方法を把握していない場合、思わぬトラブルになりかねません。
そこで今回は、不動産売却の方法と、それぞれの代金受け取りのタイミングについて解説します。
不動産売却代金はいつもらえる?二回にわけてもらえる「仲介」
不動産の売却方法としてもっとも一般的なのが、不動産業者に仲介を依頼して購入者を見つけてもらう方法です。
この仲介を利用して不動産を売却する場合、その代金は不動産売買契約のときと、物件を引き渡すときの二回にわけて支払われるのが一般的です。
まず購入希望者は、物件の内見などを経て契約に進みます。
その際に書類で購入を申し込むと同時に、契約の証拠として「手付金」を支払いますが、これが一回目の代金支払いにあたります。
手付金の金額の目安は、売却代金の10%程度が一般的です。
二回目の支払いは、不動産の所有権移転などの登記申請をして、物件の鍵や書類などを引き渡す当日におこなわれます。
この日の作業には「残金支払い」も含まれ、買主の口座から売主の口座へ売却の残金が振り込まれるのが一般的です。
売主と買主の両方に引っ越しやローン関連の手続きが必要になるため、契約から引き渡しまでは2か月ほどかかると考えておきましょう。
不動産売却代金はいつもらえる?一括でもらえる「買取」
もう1つの不動産売却の方法が、買取です。
これは、不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。
買取でも、売買契約と引き渡しといった手順を踏むことになりますが、代金を一括で支払ってもらえるケースがほとんどです。
代金受け取りのタイミングは、売買契約の際に不動産会社と相談のうえで決めます。
買取を利用すれば、早ければ数日、平均でも1か月程度で代金を受け取れるでしょう。
引き渡し当日は、仲介の場合と同様に、司法書士立ち会いのもとで所有権の移転手続きや売買代金の支払いが実施されます。
買取は売却価格が仲介に比べて安い傾向がありますが、購入希望者探しや内覧などにかかる時間やわずらわしさもなく、すぐに不動産を現金化できるのがメリットです。
まとめ
不動産売却の際には、仲介か買取を利用するのが一般的です。
仲介の場合、契約時と不動産引き渡し時の二回にわけて不動産売却代金が支払われます。
買取の場合には、早ければ契約から数日程度で代金が支払われることがほとんどです。
売却方法と代金受け取りタイミングをチェックして、不動産売却を検討してみてください。
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