所有している不動産を売りたいとお考えの方で、競売についてはご存じでしょうか?
聞いたことはあるけれど実際にどうするのかわからない方も少なくありません。
今回は競売とはどのような方法なのか、デメリットや競売の流れについても解説しますので参考にしてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
不動産売却の1つ・競売とはどのような方法?
競売は、住宅ローンの返済が困難な場合に、裁判所の権力によって債権者と債務者の意思に関係なく不動産売却が強制的におこなわれる方法です。
一方、もう1つの方法である任意売却は、住宅ローンの返済が難しい場合に、金融機関と債権者の合意のもと、一般市場で不動産を自由に売却できる方法です。
住宅ローンの返済が一定期間滞納されると、債務者はローンの分割払いができなくなり、一括返済を求められることがあります。
そのため、ローンの担保としている不動産を手放す必要が生じます。
しかし、売却してもローン返済ができない場合には、競売手続きに入る可能性があるため、まずは、任意売却を検討することが重要です。
支払いに困難が生じた場合には、早めに金融機関に相談することがおすすめです。
▼この記事も読まれています
不動産売却しても住宅ローンの全額返済不可だとどうなるのか解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
不動産を競売するデメリット
デメリット1つ目は、売却価格が一般的な相場よりも低くなる点です。
通常、相場よりも3〜5割程度低い価格で売却されるため、物件が売れても住宅ローンの残額をカバーできない可能性があります。
2つ目は、プライバシー侵害の危険性です。
競売においては、不動産の売り出し価格を決定するために、裁判所の執行官や鑑定士が自宅を調査することがあります。
このため、近隣住民に情報が漏れ、新聞やインターネット上にも情報が掲載される可能性があり、個人のプライバシーが侵害される可能性が高まります。
3つ目は、強制的な立ち退きです。
物件が競売で売却されると、急いで退去しなければならないため、引っ越しの準備や生活費の準備が追いつかない可能性があります。
▼この記事も読まれています
不動産売却の代金はいつもらえる?仲介・買取それぞれのケースについて解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
不動産売却の方法!競売の流れとは
住宅ローン返済の滞納が数か月続くと、通常、金融機関から督促状が送られます。
この通知を無視すると、期限を逸してしまい、金融機関は住宅ローンの一括返済を要求します。
また、一括返済もできない場合、金融機関は住宅ローン保証会社に支払いを求め、保証会社が一括で支払った後、代位弁済通知が届きます。
代位弁済通知が届いた後、保証会社からローンの一括返済が請求され、返済できない場合、競売の手続きが開始されます。
保証会社が裁判所に申し立てをおこなうと、競売開始決定通知が送られ、執行官や鑑定士が現況調査をおこない、裁判所に価格などを記載した通知書を提出します。
その後、入札が開始され、落札者が代金を支払った時点で物件の所有権が落札者に移り、期日までの立ち退きが完了するまでの一連の手続きがおこなわれます。
▼この記事も読まれています
不動産の売却が長期化するのは要注意?そのデメリットと対処法をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
まとめ
競売とは裁判所の権力によって強制的におこなわれる不動産売却方法です。
一般的な相場より物件の売却価格が安くなってしまったり、プライバシー侵害の恐れがあったりなど、デメリットによるダメージがあります。
ローン返済が難しい場合には、早めに金融機関に相談してみましょう。
神戸の不動産売買のことなら株式会社イーアールホームズがサポートいたします。
マイホーム購入をご検討でしたら、まずは弊社にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
株式会社イーアールホームズ スタッフブログ編集部
六甲道を中心とした灘区・東灘区エリアでの不動産購入・売却、査定なら、イーアールホームズにお問い合わせください。物件の購入や売却をサポートするため、ブログでも不動産に関連した記事をご紹介しています。