不動産買取を依頼しようと考えている場合、事前に流れを知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、不動産買取を利用する前に整えておきたい準備についてご紹介します。
売買契約締結前と契約締結後の流れについてもお伝えするので、買取への理解を深めるためにぜひお読みください。
不動産買取を依頼する前に整えておきたい事前準備の流れ
不動産の買取を依頼する流れは、権利証などで名義を確認する作業から始めます。
相続物件は相続登記、共有名義のときは同意書を得るなどの手続きが必要ですし、住宅ローンを返済中なら、基本的には返済しなければ売却できません。
土地の境界が明確でない場合は測量を依頼する他、建築確認済証や固定資産税納付通知書、マンションでは管理規約などの必要書類を揃えます。
必要書類が整わないときは、再発行の手続きをおこなうなどしながら、周辺地域の不動産取引相場も調べましょう。
並行して訪問査定を依頼しますが、売買実績のある地元密着型の会社に依頼すると、相場を熟知していて安心できます。
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売買契約締結前までの不動産買取の流れとポイントは?
売買契約締結前までの流れは、訪問査定によって取引する会社を決定した後、調べた相場をベースに引き渡しの条件に関する交渉に入ります。
買取価格は、通常の成約価格の7割が目安です。
引き渡し後は、大規模なリフォームをおこなってから販売するため、その費用をあらかじめ差し引いた金額になります。
この他、建物内に残っているエアコンなどの家電製品や家具などの処分方法と費用の負担も条件のポイントです。
引き渡し日や入金日および入金方法なども含め、納得できる条件で折り合いをつけますが、売買契約解除の取り決めも説明を求めるなど、細かな点もチェックしましょう。
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不動産買取の依頼前に知っておきたい売買契約締結後の流れ
売買契約締結後は、引き渡し日までに、転居先を見つけて引っ越しましょう。
決済当日は、事前に確認した必要書類の他、本人確認書類と実印などの準備が必要です。
売買契約書や司法書士が揃えた書類などの手続きをおこない、代金や必要書類、鍵の受け渡しをおこなって、取引は終わります。
その後は、受け取った書類を確認し、翌年の確定申告に向けた必要書類の準備の開始です。
確定申告期間中に譲渡所得税の申告をおこないますが、申告書の作成作業に不安があるときは、申告会場に待機している税理士に相談しましょう。
算出した税額を納付して、不動産売買に関する流れが完了します。
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まとめ
不動産買取の流れは、依頼する前に名義変更を済ませ、住宅ローンを完済するなど売却する準備が必要です。
売買契約締結前には引き渡し条件の交渉をおこない、契約締結後から引き渡し日までに引っ越しを済ませます。
決済日に必要書類や鍵を引き渡した後は、翌年の確定申告期間中に譲渡所得税の申告と税金を納付して完了です。
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