湿気が多く結露しやすいと、家にさまざまな問題が生じます。
そのため、不動産売却の際に売れにくくなることを心配する方は少なくないでしょう。
そこで今回の記事では、結露する原因と結露しやすい不動産のデメリット、また売却方法についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
不動産売却で気になる結露しやすい原因
結露しやすい原因には、下記のような要素が考えられます。
●家の構造
●家の老朽化
●部屋干しなどの生活スタイル
結露が生じやすい家の構造には、家の窓にアルミサッシが使われているために断熱性能が低い、高気密・高断熱の住宅のため空気の循環が悪く湿気がたまりやすい、などがあります。
さらに、家自体の老朽化によって、水漏れや雨漏りが発生していると湿度が高くなります。
また、部屋干しや加湿器の使用などの頻度が高い場合も結露しやすくなります。
不動産売却のために知りたい結露しやすい家のデメリット
湿気が多く結露しやすい家には、さまざまなデメリットがあります。
カビ・ダニが発生しやすい
結露を放っておくと、カビやダニが発生しやすくなります。
そしてカビやダニが増えると、アレルギーや喘息といった健康被害を引き起こす原因となってしまうのです。
家を傷める
結露が窓やサッシだけでなく、壁の中で生じると柱や梁が腐食するなどの家の傷みに繋がります。
目に見えない場所のため気付きにくく、被害が大きくなりがちです。
シロアリが発生しやすい
湿度が高い環境では、シロアリも発生しやすくなります。
シロアリは水分を多く含む木材を食べるので、家の耐久性への影響が大きく、住居としての利用が難しくなる恐れもあります。
結露しやすい家を不動産売却する方法
湿気が多く結露しやすい家でも、相場に近い価格で売却できる方法はあります。
下記の3つが代表的な方法なので、状況に応じて選ぶと良いでしょう。
●修繕してから売却
●更地にして売却
●買取を利用
結露が発生しやすい窓を、断熱コーティングや樹脂製のサッシに変更する、二重窓にするなどの方法で修繕すると効果的です。
また、柱や梁の腐食やシロアリの発生などが見られる場合は、リフォームするよりも更地にしたほうが多くのお金が手元に残る可能性があります。
さらに早く手放したい場合は、不動産会社に直接買い取ってもらう方法もおすすめです。
もし対策を講じなかったり、適切に売却しなかったりすると契約不適合責任が生じるリスクがあるので注意しましょう。
ただし、瑕疵を把握し、買主に告知すれば、高値での売却も可能です。
まとめ
湿気が多く、結露しやすい家はカビやダニが発生しやすいだけでなく、家が傷んでしまうこともあります。
そのため相場に近い価格で売るには、修繕や更地にする、または買取を利用するなどの工夫が必要です。
株式会社イーアールホームズでは、神戸市灘区の一戸建て・マンション・土地を取り扱っております。
マイホーム探しの際は、ぜひ弊社のお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
株式会社イーアールホームズ スタッフブログ編集部
六甲道を中心とした灘区・東灘区エリアでの不動産購入・売却、査定なら、イーアールホームズにお問い合わせください。物件の購入や売却をサポートするため、ブログでも不動産に関連した記事をご紹介しています。