高級マンションの代表格であるタワーマンションは人気が高く、売却しやすいと思われるのではないでしょうか。
実はタワーマンションは比較的売りにくい物件であり、売却に苦労するケースも多いため注意が必要です。
今回は、タワーマンションの売却が難しい理由、高く売れる物件の特徴、売却にあたっての注意点をご紹介します。
高くは売れない?タワーマンションの売却がそもそも難しい理由
マンションに付き物である大規模修繕はタワーマンションでも必要であり、建物が高いだけに通常のマンションよりも費用が高額になります。
それだけ日ごろの修繕積立金が高くなったり、修繕積立金の不足分を追加で請求されたりするリスクがあるため、買主から避けられてしまうのです。
また、住宅ローンに金利上昇の可能性が近年出てきていることも、タワーマンションの売却を難しくしています。
タワーマンションを買うには高額な借り入れが必要であり、金利が上がったときの影響も大きくなるため、どうしても購入には慎重になってしまうのです。
さらに、タワーマンションでも売れ行きには立地の影響があり、最寄駅から遠いなどの条件があると売れにくくなります。
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高く売却できるタワーマンションの特徴
売り出したときに比較的高く売れるのは、まず駅近のタワーマンションです。
駅近だと通勤・通学の負担が軽くなり、休日に出かける際にも便利な点が買主から好まれます。
室内の日当たりも売れ行きに関係する条件で、南向きの部屋だったり、角部屋で2方向から日が差したりするなら、高値での売却が期待できます。
さらに、タワーマンションを売却するときは、建物の管理状況がどうなっているかも大事です。
コンシェルジュやドアマンなど、タワーマンションならではのサービスが現在も続いていれば、物件が高く売れやすくなります。
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高く売りたいときも確認!タワーマンションを売却する際の注意点
売却したい部屋が低層階にある場合、高層階に比べて売却に苦労する傾向があります。
タワーマンションを購入する方には見晴らしの良い高層階を希望する方が多いため、低層階を売るときはタワーマンションならではの共用設備やサービスをアピールするなどの工夫が必要です。
また、タワーマンションを売却するときには、税金や手数料などでいくらかの出費が発生します。
印紙税や仲介手数料などの費用を確認していないと、資金の不足により売却手続きが止まりかねないのでご注意ください。
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まとめ
タワーマンションが売れにくい理由は、大規模修繕の費用が高額なことなどです。
高く売れるタワーマンションの特徴としては、駅近である、日当たりが良いなどが挙げられます。
売却時の注意点として、低層階の部屋は売れにくいことなども確認しておきましょう。
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