老後資金のことを考えると、住宅ローンはできるだけ若いうちに返済し終えたいと考える方が多いのではないでしょうか。
住宅ローンを組む際は完済時期について考え、その時期までに返済できる資金計画を立てなければいけません。
今回は住宅ローン完済年齢時期の平均や完済時期に関する考え方、リタイア前に完済したい場合の返済額について解説します。
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住宅ローン完済時の平均年齢について
住宅ローン完済時の平均年齢は、住宅金融支援機構の「2022年度フラット35利用者調査」にデータがあります。
これによれば平均は73歳~78歳で、借用時の平均年齢は42.8歳でした。
つまり完済までの期間は35年前後が平均的で、ローンを組むと借入期間が長くなることがわかります。
完済時の年齢は近年上昇傾向にありますが、これは定年退職の年齢が高くなっていることが原因である可能性が高いです。
金融機関の借入時の上限年齢も上がっており、多くの方が高齢になっても返済を続ける前提でローンを組むようになっています。
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住宅ローンの完済年齢に関する考え方
住宅ローンは、安定収入を得られているうちに完済を目指すのがおすすめの考え方です。
しかし返済期間を短くしすぎると、毎月の返済額が多くなり家計を圧迫してしまうことも考えられます。
そのため、無理してリタイア前に完済する計画を立てる必要はありません。
しかしリタイア後も返済を続ける場合、できるだけ早期の完済を目指しましょう。
子どもに家を相続させる予定がないなら、売却後も家に住み続けられるリースバックや家を担保に老後資金を借りるリバースモーゲージを使うことも視野に入れてください。
また住宅ローンを組む際は、完済時年齢以外にも考えることがあります。
とくに金利タイプは返済額に大きく影響するため、変動金利・固定金利どちらにするか慎重に検討しましょう。
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住宅ローンをリタイア前に年齢で完済したい場合
住宅ローンをリタイア前に完済したい場合、さまざまな条件によって必要な返済額が変わります。
例えば、30歳で2,400万円をローンで借りた場合、毎月の返済額は8万5千円弱(完済時年齢65歳・金利は全期間2.3%として試算)です。
しかしこれが40歳になると、同じ年齢までに完済しようと考えたとき10万円以上の返済額が必要になります。
そのため、必ずしもリタイア前の完済にこだわらず年収に応じた返済額の設定が必要です。
早く完済したい場合、繰り上げ返済をこまめにおこなう・頭金を多めに用意するといった方法を検討しましょう。
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まとめ
住宅ローン完済時の平均年齢は、75歳前後です。
安定した収入があるうちの完済が望ましいですが、金利タイプなども考えてローンを組むようにしてください。
融資開始時の年齢によって、リタイア前に完済したい場合の毎月の返済額は大きく変わってきます。
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株式会社イーアールホームズ スタッフブログ編集部
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