終活を考えていくにあたり、家や土地などの不動産整理をどのように進めていけば良いのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
不動産を整理するには、方法や注意点をしっかりと理解してから進めると、スムーズに手続きをおこなえるようになります。
今回は、終活で不動産を整理するやり方や注意点を解説します。
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不動産における終活とは?
終活とは、人生の最期に向けた準備を表す言葉であり、具体的には身の回りの整理・財産相続に向けた計画・葬儀や墓の手配などが含まれます。
自分が望むように人生の終わりを迎えられるよう、限られた時間の中で前向きに過ごすための準備期間です。
終活の中でも、家の終活のやり方については、多くの方が頭を悩ませているのが実状です。
空き家問題・農地や山林などの後継ぎ問題は今や社会問題となっていますが、不動産に関する手続きは煩雑であり、相談先もわからないといった悩みが聞かれます。
不動産の所有者が生前に適切な相続対策をとっておけば、相続に関するトラブルを防げるようになります。
家族のためになるのはもちろん、自分の残りの人生を穏やかに過ごすためにも、家の終活は重要です。
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終活で不動産を整理する方法
終活における不動産の整理のやり方には「生前贈与」「遺言書」「売却」の3パターンがあります。
生前贈与は、被相続人が亡くなる前に不動産を贈与する方法であり、不動産を相続させたい方を被相続人が自由に決められます。
資産価値の向上が見込まれる不動産であれば、相続税よりも贈与税を納める方が節税になる可能性があります。
遺言書は、相続後の遺産分割をスムーズにできるやり方であり、公正証書遺言・自筆証書遺言・秘密証書遺言の3種類から選択可能です。
トラブルを避けるためにも、遺言書の内容を決めるときは、しっかりと家族と話し合うことが重要です。
売却のうち、持ち家を残す場合は親子間売買がおこなわれるのが基本であり、持ち家を残さない場合は通常の売却もしくはリースバックを選択します。
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終活で不動産を整理する場合の注意点
終活で不動産を整理する際には、住宅ローンの残債を確認しなくてはいけません。
残債があるかないかによって終活の選択肢が変わり、住宅ローンを完済していれば資産価値のみで評価を受けることになります。
また、不動産の相続人はなるべく1人に限定しておくと、相続人同士で後から揉めるリスクを回避できます。
場合によっては、相続争いに発展するケースも少なくありませんが、1人に限定すればこのような心配もなくなるはずです。
相続の際には相続税が発生しますが、不動産の相続では相続人が自己資金から相続税を支払う可能性があります。
相続時精算課税制度を使う、仏具や墓地などを買って相続財産を減らすなどして、税金対策についても考えておくことが必要です。
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まとめ
不動産の終活は、自分が亡くなった後の家族の生活に大きな影響を与えるものです。
終活における不動産の整理のやり方には「生前贈与」「遺言書」「売却」の3パターンがあり、家族としっかり話し合いながら早めに準備を始め、誰もが納得のいく方法を選択する必要があります。
なお、終活をはじめる際には、トラブルを防ぐために、住宅ローンの残債や相続人の数を1人に絞るなどの対策もおこないたいものです。
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株式会社イーアールホームズ スタッフブログ編集部
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