任意売却をしても残債が払えない場合、どうなるのでしょうか。
このような状況に陥った方は、追加の対策が必要になります。
そこで今回は、任意売却をしても残債が払えない場合の原因と対処法をご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
住宅ローンの残債を支払えないとどうなる?
任意売却後に住宅ローンの残債が支払えないとどうなるのか、流れをご紹介します。
任意売却とは、住宅ローンの返済が困難になった場合に、自らの意思で不動産を売却し、債務を返済する方法です。
しかし、任意売却で得た売却代金が住宅ローンの残債を下回る場合、残債がなくなるわけではありません。
この場合、金融機関との交渉によって、残債の一部または全部を免除してもらうことができる場合があります。
しかし、金融機関が残債の免除に応じない場合や、一部しか免除してもらえない場合は、残債を支払わなければなりません。
残債を支払わないとどうなるかというと、金融機関は債権回収会社に債権を譲渡し、債権回収会社から督促や訴訟を受ける可能性があります。
また、信用情報機関に登録されてブラックリストに載り、新たな借り入れやクレジットカードの利用ができなくなる可能性があるでしょう。
ただし、残債に対して10年間債務の履行を求めないで放置すると、時効が成立し、法的に支払う義務がなくなります。
しかし、ほとんどの場合、時効を主張するためには、債権回収会社からの督促や訴訟に対して反論しなければならず、精神的にも負担が大きいです。
そのため、任意売却後の残債はできるだけ早く解決することが望ましいです。
▼この記事も読まれています
不動産売却しても住宅ローンの全額返済不可だとどうなるのか解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
任意売却をしても住宅ローンが残る場合の対処法
任意売却をしても住宅ローンが残ってしまう場合の対処法について、以下のようにご紹介します。
まず、任意売却とは、住宅ローンの返済が困難になった場合に、債権者と協議して自己の不動産を売却し、債務を軽減する手段です。
任意売却のメリットは、自己破産や競売に比べて、信用情報に与える影響が小さく、再起のチャンスが高まることです。
しかし、任意売却にはデメリットもあります。
その一つが、住宅ローンが残ってしまう可能性があることです。
これは、住宅の価格が低下している場合や、ローン残高が多い場合に起こりやすいです。
住宅ローンが残ってしまった場合の対処法としては、次のようなものがあります。
個人再生
個人再生とは、裁判所の認可を得て、債務を減額する手続きです。
個人再生をすることで、住宅ローンの返済額を減らすことができます。
個人再生のメリットは、自己破産に比べて信用情報への影響が小さく、財産を失わないことです。
個人再生のデメリットは、手続きが複雑で時間がかかることや、認可されない可能性があることです。
自己破産
自己破産とは、裁判所に申し立てて、債務を免責する手続きです。
自己破産をすることで、住宅ローンを含むすべての債務から解放されます。
自己破産のメリットは、債務から完全に解放されることや、手続きが比較的簡単で早いことです。
自己破産のデメリットは、信用情報に10年間記録されることや、財産を失うことです。
▼この記事も読まれています
不動産の売却が長期化するのは要注意?そのデメリットと対処法をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
まとめ
残債を放置すると、債権回収会社からの督促や訴訟、信用情報への悪影響などのリスクがあります。
そこで、個人再生や自己破産などの法的手続きを利用して、残債を減額や免責することができます。
これらの手続きにはそれぞれメリットとデメリットがありますので、専門家に相談して適切な方法を選ぶようにしましょう。
神戸の不動産売買のことなら株式会社イーアールホームズがサポートいたします。
マイホーム購入をご検討でしたら、まずは弊社にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
株式会社イーアールホームズ スタッフブログ編集部
六甲道を中心とした灘区・東灘区エリアでの不動産購入・売却、査定なら、イーアールホームズにお問い合わせください。物件の購入や売却をサポートするため、ブログでも不動産に関連した記事をご紹介しています。