立地や周辺環境に難がある土地を相続することになった場合、どう対処したら良いのでしょうか。
売りたくても売れない土地をそのまま所有していても、メリットどころか不利益を被ることがあります。
今回は、土地が売れない理由や売れない土地を所有し続けるとどうなるのか、買い手が見つかりそうもない土地を相続した場合の対処法についても解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
相続しても土地が売れない理由とは
相続した土地を売りたくても売れない理由のひとつが、利便性が低いエリアにあって需要が少ないことです。
駅や商業施設から遠かったり、水道や電気、ガスなどのインフラ整備が遅れていたりする場所は、なかなか買い手がつきません。
また、正方形に近い形状であれば使いやすい一方、不整形地であったり、のり面が多かったりすると有効利用できる部分が狭くなります。
逆に広すぎても全体を有効に活用するのが難しく、売れにくい原因となるでしょう。
さらに、地盤が弱くて自然災害による崩落や液状化の心配があることも、買い手から敬遠される理由のひとつです。
▼この記事も読まれています
不動産売却しても住宅ローンの全額返済不可だとどうなるのか解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
相続した土地が売れないままだとどうなる?
相続した土地が売れ残ったままだと、以下に挙げるような不利益を被ることになるため、早めに対応しなければなりません。
まず、土地を所有しているだけで固定資産税が発生するため、いくら不必要な土地であっても手放さない限り税金を支払い続けることになります。
その土地に建物が建っていれば減額されますが、老朽化して特定空家に認定された建物は軽減措置の対象外です。
誰もいない建物が犯罪の温床になる恐れもあり、老朽化して塀や建物自体が倒壊する危険もあります。
災害によって、崩落やがけ崩れが発生して損害が発生した場合は、その土地の所有者が損害賠償責任を負わなければなりません。
▼この記事も読まれています
不動産売却の代金はいつもらえる?仲介・買取それぞれのケースについて解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
売れない土地を相続した場合の対処法
売れない土地を相続してそのまま放置することは、次世代に問題を先送りすることでもあるため、自分で何らかの対処をおこないましょう。
対処法のひとつが、売れにくいからといってあきらめずに、売却のチャンスを待つことです。
とくに近年は、テレワークの普及などで郊外の土地でも需要が生まれつつあることや、自分の土地を広げたい隣地のオーナーが買い取ってくれる場合もあります。
地方自治体などへの寄付も対処法のひとつではありますが、受け取ってもらえる可能性は低いと考えましょう。
遺産を引き継がない相続放棄も可能ですが、この場合は売れない土地だけでなく、すべての遺産を相続する権利を失うことにご注意ください。
▼この記事も読まれています
不動産の売却が長期化するのは要注意?そのデメリットと対処法をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
まとめ
相続した土地が売れないのは、エリア・形状・地盤のいずれかに理由があるはずです。
売れない土地を所有し続けていると、固定資産税がかかり続け、老朽化による倒壊や災害時に損害を与えた場合は、損害賠償を請求される恐れがあります。
そのような土地を相続したら、売却・寄付・相続放棄などの対処法を検討しましょう。
神戸の不動産売買のことなら株式会社イーアールホームズがサポートいたします。
マイホーム購入をご検討でしたら、まずは弊社にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
神戸の居住用売買物件一覧へ進む
株式会社イーアールホームズ スタッフブログ編集部
六甲道を中心とした灘区・東灘区エリアでの不動産購入・売却、査定なら、イーアールホームズにお問い合わせください。物件の購入や売却をサポートするため、ブログでも不動産に関連した記事をご紹介しています。