中古マンションになかなか買い手がつかない場合、値下げを検討せざるを得ないこともあります。
具体的に値下げを検討するならどの程度値下げするべきで、値下げを決断するタイミングはいつ頃になるでしょうか。
今回は中古マンションを値下げする際の金額の目安やタイミング、値下げせず売却するためのコツについて解説します。
中古マンション売却における値下げ額の目安
中古マンションをスムーズに売却するために値下げする場合、下げる金額の目安は5~10%程度が一般的です。
しかしこれはあくまで目安であり、状況によってはさらなる値下げをしなければいけないこともあります。
少しでも高く売ろうと徐々に値下げするのではなく、一度にまとまった値下げをするのがコツです。
「2,980万円」など10万円単位を端数にし、検索で「3,000万円~」ではなく「2.500~3,000万円」と1つ下のカテゴリで引っかかるようにする手もあります。
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中古マンション売却で値下げをするのに適したタイミング
中古マンションで値下げをしても、需要の低い時期ではその効果が発揮されにくいでしょう。
引っ越しが多い2~3月は買い手を見つけるチャンスなので、この時期が近いならそれまで値下げをせず待つのも手です。
また、売却期間が3か月を過ぎたタイミングも値下げを検討したい時期と言えます。
3か月を過ぎても買い手が見つからない場合、それ以上待っても良い買い手が見つかる可能性が低いためです。
一方売却期間が長くなってからも問い合わせが寄せられる物件は、交渉次第で売れる場合があるのでわざわざ値下げを検討するのはおすすめできません。
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中古マンションを値下げしないで売却するためのコツ
中古マンションを値下げしないで売却するためのコツを知っておけば、納得のいく売却ができる可能性が高まります。
まず検討したいのは売りに出す時期で、簡単に実践できるのは引っ越しシーズンで売れやすくなる2月を待つことです。
築年数が5年・10年などの節目を迎える前に売るのもコツで、築年数が5~10年か10年~15年かでは買い手の印象が大きく変わるでしょう。
検索サイトで分類されるカテゴリが変わってしまう前に売却できれば、値下げをしないで済む可能性が高いです。
もちろん広告や内覧で物件の特徴や魅力をしっかりアピールする努力も忘れてはいけません。
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まとめ
中古マンションは値下げしないで最初につけた価格で売りぬくのがベストですが、必ずしもスムーズに話が決まるとは限りません。
3か月以上買い手が見つからない物件などでは、値下げが効果的になる時期を待って思い切った値下げに踏み切る必要もあるでしょう。
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