不動産の売却においては、仲介業者の不動産会社をとおして、買主を見つける方法をイメージする方も多いでしょう。
しかし、実際には仲介以外に不動産買取という売却方法も存在します。
そこで今回は、不動産買取とは何か、向いている方の特徴や注意点について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
不動産買取とはどういったものか?
不動産買取とは、不動産会社が直接不動産を購入する売却方法のことです。
仲介とは違い、不動産会社が買主となるので、購入希望者を探す手間や細かい売却条件の交渉は必要ありません。
そのため、売却価格の査定から引き渡しまでがスピーディーに進むことが最大の特徴でしょう。
また、不動産買取は主に買取保証と即時買取の2種類に分類されます。
買取保証とは、一定期間仲介として買主を探したあと、売れなかった場合に不動産会社が直接買い取る方法です。
即時買取とは、その名のとおりすぐに買取してくれるシステムとなり、より早期に不動産を現金化することが可能です。
売却したい不動産の状況によって、どちらが良いのかを慎重に決めることが大切になります。
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不動産買取に向いている方の特徴とは?
不動産買取は、下記のような事情を抱えている方に適した売却方法です。
なるべく早く現金化したい方
不動産買取は、買主となる不動産会社と売買価格に同意できれば、1か月以内には売却できます。
転勤や離婚などの理由で、できるだけすぐに不動産を売却したい方にとっては有効だといえるでしょう。
築年数が経過した物件を売却したい方
買主となる不動産会社は、古い物件を購入したあとにリノベーション工事を実施して、再度販売することで利益を得ています。
仲介経由ではなかなか買主が見つかりにくい築古物件でも、買取であれば売却できる可能性が高くなります。
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不動産買取における注意点とは?
不動産買取を検討する際は、下記の点に注意しましょう。
価格が安くなる
不動産買取は早期に売却できる反面、売却価格は相場から1〜3割程度下がる傾向にあります。
そのため、売却価格を下げたくない方にとっては、デメリットだといえるでしょう。
買取できない物件もある
不動産会社は購入した物件を長期的に所有するのではなく、一定の期間が経過したら再度販売します。
売却の需要が見込めないエリアや心理的瑕疵のある物件などは、買取に対応してくれない可能性もあります。
住宅ローンを完済する必要がある
売却には抵当権の抹消が必要になるため、売却資金でローンを返済できるのか事前に確認することが大切です。
完済できない場合は、自分で資金を準備して返済しなくてはなりません。
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まとめ
不動産買取とは、不動産会社が直接不動産を購入する売却方法のことで、買取保証と即時買取の2種類があります。
仲介よりも早期に売却できるため、転勤や離婚などの理由でできるだけ早く不動産を売却したい方にとっては、有効だといえるでしょう。
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株式会社イーアールホームズ スタッフブログ編集部
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