親などから家を相続する場合、定められた期日までに手続きを済ませる必要があります。
家を相続する見込みがあるならば、あらかじめ不動産相続に関する手続きの流れについて把握しておくことが大切です。
今回は、家を相続する際の流れや分け方、不動産の相続を自分でできるケースを解説します。
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家を相続する手続きの流れ
家を相続する際の手続きとしては、遺言の確認から相続税の納付までが一連の流れです。
不動産を所有している親などが死亡した場合、まずは遺言書があるかを確認してください。
遺言書が遺されている場合は、その内容に沿って相続手続きをおこないます。
この際に、遺言の種類や保管場所によっては家庭裁判所による検認が必要になり、検認をおこなわずに遺言書を開封した場合、5万円以下の過料が課せられることが注意点です。
一方で遺言書がない場合だと、遺産を受け継ぐ権利のある法定相続人を洗い出す作業が必要です。
さらに、相続する財産がどれだけあるかを把握したうえで、相続人全員が遺産分割協議をおこない、分割について話し合います。
誰が家を相続するかが決定したら相続登記を申請し、遺産総額が基礎控除額を超える場合には相続税の申告と納付も必要です。
なお、令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されました。
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相続した家の分け方
1軒の家を複数の相続人で分ける場合、トラブルになりやすい共有名義ではなく、誰か1人だけが家を相続することがおすすめです。
しかしながら、家を相続した方とそのほかの方とでは引き継いだ財産に大きな差が生まれることから、差を埋めるための分け方を考える必要があります。
家を相続する際の遺産の分け方としてまず挙げられるのは、複数の不動産を複数人で1つずつ分けるといった現物分割です。
また、不動産を相続した方がそのほかの相続人へ代償金を支払う形で、公平な相続をおこなう代償分割もあります。
さらに、不動産をそのまま相続するのではなく、売却してお金にしてから複数の相続人で分け合う換価分割も、検討したい分け方です。
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家の相続手続きは自分でできる?
不動産の相続には法的な問題が多いことから、自分で手続きを進めても良いか迷う方も多くいらっしゃいます。
しかし、相続人同士が亡くなった方の配偶者と子どもだけといった近い関係で、時間に余裕があれば自分で相続手続きを始めても良いケースと考えられます。
自分で手続きを進める場合、手続きのためには平日の昼間に役所に訪れる必要があることや、書類の準備に手間がかかる点には注意しましょう。
反対に、相続人のなかに遠い親戚が多いなど相続人同士の関係が複雑な場合には、自分での相続が難しいことがあります。
このほかに、相続登記をせず放置されていた不動産がある場合や急いで相続登記を済ませたい場合には、専門家に依頼した方が良いケースに該当します。
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まとめ
家を相続する際には、遺言書の確認から相続税の納付までの手続きの流れを把握することが大切です。
また、家を複数の相続人で分ける場合、現物分割・代償分割・換価分割といった分け方を考える必要があります。
家の相続手続きは自分でできるケースもありますが、相続人との関係が遠い場合などには専門家へ依頼するのがおすすめです。
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株式会社イーアールホームズ スタッフブログ編集部
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