内装や配管などの処理が施されていないスケルトン物件を所有している方であれば、そのまま売却して良いか気になるかもしれません。
そのまま売却してしまえば余計な手間を省けますが、いくつかデメリットもあります。
この記事では、スケルトン物件をそのまま売却するメリット・デメリット、売却が法律上問題にならないかについてご紹介します。
スケルトン物件をそのまま売却するメリット
スケルトン物件とは、内装が完了しておらず柱・梁などがむき出しの状態の物件を指します。
そのまま売却するメリットは、リフォーム費用がかからない点や、工事期間を気にする必要がない点などです。
基本的には、住宅のリフォームには300万円以上かかったり、工事が1か月以上かかったりするケースがあります。
リフォームは工事だけでなく業者との話し合いやプランの決定にも時間がかかるため、場合によっては売却までに半年以上かかってしまう可能性があるのです。
売主側が余計な負担をする必要がない点はメリットといえるでしょう。
また、売却する際は内装や住宅の機能に対して強いこだわりをもつ購入希望者にアピールすることがポイントです。
スケルトン物件をそのまま売却するデメリット
そのまま売却してしまえば面倒な工程を避けて売却可能ですが、その分売却価格を下げる必要があります。
売却価格が相場よりも200万円以上は安くなる点はデメリットになるかもしれません。
スケルトン物件は床・天井・内装以外にも、配管・配線などにも工事が必要です。
売主が余計な手間を避けるように、多くの買主もリフォーム費用や手間を避ける傾向にあります。
そのため、一般的な不動産よりも購入希望者が見つかりにくいといえます。
スケルトン物件をそのまま売却して良いのか
そもそも、スケルトン物件はそのまま売却しても良いのでしょうか。
法律上はとくに問題はありません。
実は、スケルトン物件をリフォームしても費用対効果は期待できません。
2,000万円の中古物件を1,000万円でリフォームしたとしても、築年数は変わらないため資産価値が合計金額の3,000万円にはならないのです。
そのため、スケルトン物件を所有している方のほとんどは、リフォームせずにそのまま売却しているのです。
まとめ
スケルトン物件をそのまま売却するメリット・デメリット、売却が法律上問題にならないかについてご紹介しました。
売主が余計な手間を負わない反面、売却価格を下げる必要あるなどのデメリットがあげられます。
とはいえリフォームしたとしても資産価値が上がらないため、こだわりがなければそのまま売却しましょう。
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