親子ローンや夫婦ローンなど共有名義で不動産購入する方法がいくつかあります。
今回は、共有名義とはなにか、メリットとデメリットそれぞれをご紹介します。
これから不動産購入したいけど資金が足りるのか、審査に通るのか心配な方は記事を参考にしてみてください。
共有名義で不動産購入する意味とは?
共有名義とは、不動産購入する際、単独ではなく両親や夫婦のどちらか一方と共同で資金を出し合い、金額に応じてそれぞれの所有持分を登記することをいいます。
購入したい不動産物件の価格と年収を割った際に返済比率が35%〜40%を超えている場合、審査通過が難しくなります。
そこで、共有名義を利用し、年収を合算することで借り入れ可能とします。
返済比率は年収ごとに目安がありますので注意しましょう。
共有名義が許可される条件は、登記される方が同居しているもしくは購入予定の不動産で同居を予定している場合となっています。
共有名義で不動産購入すると得られるメリット
共有名義で不動産購入すると得られるメリットは以下の2つです。
1つ目は債務者が2人であり、それぞれローンを組むため、住宅ローン控除が2人で受けられることです。
住民税の節税に繋がるのでお得と言えるでしょう。
2つ目は不動産売却時の特別控除がそれぞれ受けられる点です。
個人間の売買の場合は譲渡所得から3,000万円まで税金が発生しません。
共有名義にしておくことで、不動産売却時の節税にもつながるでしょう。
共有名義で不動産購入した場合のデメリット
共有名義で不動産購入するデメリットは、不動産売却する際単独では売れず、双方の同意がなければできないことやどちらか一方が他界した場合は、相続対象となる点です。
ほかにも、それぞれの支払いを一人でした場合に贈与税対象となることやローン諸費用が2倍発生するするデメリットがあります。
共有名義で不動産購入する場合の注意点は、将来のことを予測したうえで返済額を確定することです。
万が一返済ができず、双方の意見が割れてしまったり、離婚に至ったりした場合には、双方の同意が得られないため売却できません。
また、返済途中にどちらかが働けなくなった場合などで代わりに支払った場合には、贈与税対象となる可能性が考えられます。
両親と一緒に借り入れをおこなった場合は、相続対象者が単独であれば問題は起こりにくいですが、複数人の場合は、トラブルに対象となるので遺言書などの対策をしておくことがおすすめです。
まとめ
両親や夫婦での共有名義では、将来のことや資産相続、贈与にあたる可能性があるため注意しましょう。
現在だけでなく、これからの返済計画をしっかりと立て、住宅ローンの組み方を検討しましょう。
また、デメリットでは、ローン諸費用が2倍発生しますがメリットの住宅ローン控除が2人とも受けられるため、どれくらいお得なのかを確認すると良いでしょう。
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株式会社イーアールホームズ スタッフブログ編集部
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