エレベーターなしのマンションは、不動産売却という観点から考えると有利とは言えない物件です。
毎日階段を上り下りすることを考えると、あまり人気が出ないのも仕方がないでしょう。
ただし、エレベーターのない物件でも売るための工夫をすれば売却も不可能ではありません。
今回は、エレベーターが設置されていないマンションはどのように売れば良いのかご説明します。
エレベーターなしの不動産を売却するときのターゲットの定め方
スムーズに不動産を売却するためには、ターゲットとなる層を定めて売り込んでいく必要があります。
条件があまり良くなく一般的には不利だと思われるような物件でも、それでも良いと考える買主が必ず現れるはずです。
エレベーターなしのマンションは、普通に考えればあまり条件が良い物件とは言えません。
エレベーターなしのマンションの売却を考えたとき、ターゲットとなるのはあまり階段の上り下りが苦にならないと考えられる方たちです。
たとえば、DINKS層であればまだ若く、階段の上り下りも問題ないばかりか、健康のためにわざわざ階段を使う場合もあります。
また独身だとエレベーターなしでも部屋が広ければ満足という方も多く、子どもがいても小学生以上であればエレベーターがなくても大して問題ないでしょう。
逆に、小さな子どもがいる子育て世帯は、エレベーターなしのマンションを売却するターゲットとしては不向きでしょう。
小さな子どもがいる子育て世代はベビーカーを利用していることが多く、その場合エレベーターがないと不便であるからです。
不動産売却でエレベーターなしの物件の資産価値を上げる方法
エレベーターがなくても、不動産としての資産価値を上げれば売却のチャンスは十分にあります。
その物件にエレベーターがないというデメリットを相殺できるような資産価値があれば良いのです。
資産価値を高める方法としては、リノベーションが挙げられます。
エレベーターがないマンションは基本的に築年数が経っている古い物件がほとんどです。
単身者をターゲットにするのであれば、ファミリー用の間取りを思い切って単身用にリノベーションをしてみてはいかがでしょうか。
単身用の物件としてはかなり広くなるので、そこに魅力を感じた購入希望者が現れるかもしれません。
また、エレベーターがないうえに設備まで古いとなると、なかなか購入したいという気持ちにはなれないのではないでしょうか。
しかし、新しい設備が導入されていればそれほど古臭さを感じさせず、エレベーターがないというデメリットを上回る魅力となる可能性もあります。
まとめ
不動産売却において、エレベーターなしの物件は売り込むターゲットを決めて売りに出すと良いでしょう。
DINKSや単身の方であればエレベーターがなくてもそれほど気にならず、購入してくれるかもしれません。
また、思い切ってリノベーションをしたり設備を新調したりすることで、魅力的な物件に見せる工夫も必要です。
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