親族が亡くなってしまい相続した物件を売却したいと考えているものの、遺品整理の方法がわからず、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、高齢化社会が進む日本において、こうした悩みを抱える方は今後も増えていくと予想されます。
そのような方々の手助けとなるよう、この記事では遺品整理の方法とその際の注意点について解説します。
不動産売却における遺品整理の方法とは?
遺品整理とは、亡くなられた方が遺した荷物や書類、生活用品を整理または処分することであり、基本的には親族や身内の方がおこないます。
作業自体が大変なのはもちろんのこと、精神的にも負担がかかる作業です。
できれば複数人が集まって、故人との思い出を語り合いつつ、気持ちの整理もつけながら進められると良いでしょう。
また、遺品に含まれる遺言書や預金通帳などの重要な書類は、特別大事に仕分けてください。
不動産関連の書類は売却の際にすぐに用意できるよう、わかりやすく整理し保管しておくことが大切です。
また、自分たちでおこなうのが難しい場合には、専門業者へ一任もできます。
ただし、家の広さや遺品の量にもよりますが、20万円~40万円ほどの費用がかかります。
また、遺品を残したままの状態で、不動産業者に直接買取してもらうことも可能です。
業者が撤去や設備の交換などをすべておこなってくれるため、クリーニングや清掃サービスの実施も必要ありません。
すべての不動産業者が現状のまま買取してくれるのではありませんが、遺品整理や遺品整理業者へ依頼する費用の準備が難しい方は、こちらの方法を検討しましょう。
不動産売却における遺品整理の注意点とは?
高齢化社会にともない高齢者の一人暮らしが増えたことで、近年、孤独死が増えています。
悪臭が漂うまで発見が遅れてしまうと、清掃やクリーニングに余分に費用がかかるうえ、売却するうえでもマイナス要素となってしまいます。
万が一の事態にすぐに気づけるよう、日ごろから親族同士でよくコミュニケーションを図っておくことが大切です。
また、空き家になった建物はすぐに劣化が進みます。
相続した物件は放置せず、なるべく早めに遺品整理し、定期的に換気のために訪れましょう。
また、より良い条件で売却するためにも、早めの売却を心がけてください。
まとめ
遺品整理には体力的にも精神的にも大きな負担がかかります。
専門業者への依頼や現状のままでの直接買取といった方法も視野に入れ、なるべく負担が少ない方法を選択しましょう。
遺品整理とともに気持ちも整理し、納得のいく不動産売却を目指してください。
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