人生には大きな節目がいくつかあります。
仕事を変えたり、結婚したり、子供が生まれたり、両親と同居を始めることもあるかもしれません。
そこで考えるのが「住み替え」です。
住み替える先に「新築戸建て」や「新築マンション」などが候補にあがるかもしれませんが、中古住宅への住み替えもおすすめです。
これから、住み替えで中古住宅を選ぶメリットやコツを紹介します。
不動産の住み替えで中古住宅を選ぶメリット
住み替えるなら、新築のほうが良いように考えがちですが、中古住宅にもメリットがたくさんあります。
その一つが「資産価値」です。
住宅の資産価値は、新築の時から年月が経つうちに下がり続けていきますが、とくに最初の数年は低減率が大きく、もし、別のところに引っ越すことなったとき、売却しても、ローンを完済できないということもあります。
新築から15年から20年ほど経つと、低減率が落ち着き、資産価値をある程度維持できるので、中古住宅はメリットが大きいというわけです。
さらに、中古住宅は物件の数が多いというのもポイント。
「住みたい町」や「駅の近く」や「商店街が近い」など、立地の条件があっても、新築の中から探すのは大変です。
その点、中古住宅は物件数が多いので、複数の条件を満たしているものを探しやすく、さらに、日当たりや、間取りなども、生活のスタイルに合ったものを見つけられる可能性も高くなります。
不動産の住み替えで中古住宅を選ぶコツ
メリットのある中古住宅ですが、上手に選ぶコツがいくつかあります。
まずは、物件の耐震性など物件そのものの構造です。
築年数が経っている中古住宅は、資産価値を維持しやすいのですが、1982年以前に建てられた物件は、現在の耐震基準を満たしていない可能性があり、地震対策のために、耐震補強工事が必要になることがあります。
また、壁で建物を支える「壁式構造」の物件では、壁を壊して間取りを変えるようなリフォームは、建物が壊れる原因になるため、施工できません。
次に「契約不適合責任」についても理解しておくのが大切です。
「契約不適合責任」とは、中古住宅を購入した後に、大きな欠陥が見つかってしまい、その修繕費の負担についてなどの決まりです。
中古住宅を売買するときに交わす売買契約書の中で、責任の範囲や年数について取り交わされるのが一般的になっています。
しかし、できれば大きな欠陥は購入前に知っておきたいものです。
そこでおすすめなのが、第三者機関による「建物状況調査(インスペクション)」です。
屋根や床下の状態など、素人ではわからないような建物の痛みなどを調査してくれるので、売買の前に頼んでみると良いかもしれません。
まとめ
夢のマイホームは「新築住宅」と考えている人も多いかもしれませんが、長い目で見れば、中古住宅にもメリットがたくさんあります。
もちろん、購入前にチェックしておくポイントもありますが、上手に選べば、自分にぴったりの物件が見つかります。
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