さまざまな事情により不動産を売ることになった場合、なかには早く売却を済ませたい人もいるでしょう。
不動産の買取には即時買取と買取保証の2つの選択肢があり、売却をスピーディーに終わらせるなら即時買取がおすすめです。
今回は、即時買取について制度の仕組みとメリット・デメリットを交えて売却のコツを紹介します。
効率よく不動産を売却しよう!即時買取の仕組みとは?
即時買取は、不動産会社が買主となり直接物件を買い取ってもらえるという仕組みです。
最短3日-1週間程度で売却ができ、訪問査定も1回で済むケースが多いため時間の節約にもつながります。
仲介のように買主を探す期間がないので内覧対応も不要となり、定期的な清掃や必要に応じてリフォームなどの手間もかかりません。
売却日・売却額がすぐにわかるので、売却後の引越しのスケジュールや資金計画も立てやすくなるでしょう。
急に現金が必要になった人や、内覧に立ち会う時間がなかなか取れない人にもおすすめです。
不動産の即時買取のコツとは?メリット・デメリットを紹介
即時買取のメリットは、もっとも早く売却ができて手数料が無料になるほか、周りに知られずに済むことです。
仲介は査定価格に近い価格で売れることが多いので、なるべく高値で売却したい場合は仲介が向きます。
しかし買主が見つかるまで具体的な見通しが立てられないため、場合によっては長期化してしまうことも少なくありません。
売却を急ぐ人にとっては大きなリスクとなるので、即時買取で確実に売るほうが安心できるでしょう。
仲介で売却した場合は、売却金額の3%+6万円が仲介手数料としてかかりますが、即時買取では手数料が発生しないのも魅力です。
即時買取は内覧対応がなくなり、インターネットやチラシで宣伝されることもないので、周囲に知られたくない人には大きなメリットといえるでしょう。
たとえば失業で収入が大幅に減って住み替えのためにお金が必要になった場合や、離婚が原因で売却するため広告されたくないケースなどがあります。
即時買取のデメリットは、買取価格が相場よりも低くなることです。
買取額の相場は仲介で売却する価格の50~80%が目安で、市場価値が2,000万円の物件の場合、即時買取では1,000万円~1,600万円程度の価格になります。
アクセスが良くなく築年数が古い物件などは、買取価格がさらに下がるケースもあるため注意が必要です。
しかしこのような物件はそもそも仲介で売れにくいことが多いので、即時買取で売却できるチャンスともいえるでしょう。
まとめ
即時買取はスピーディーに売却できるところがもっとも優れており、引越しや離婚の都合で早急に売却を済ませたい人に向いています。
時間がかかってもいいからなるべく高く売りたいというこだわりがなければ、即時買取で手短に済ませるのも1つの手です。
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