不動産の中には、古家付き土地があります。
これは古家が付いている土地のことであり、家にはほとんど価格はないので、土地価格のみで古家も一緒に購入できます。
古家も一緒に購入できるメリットがありますが、その反面デメリットもあります。
古家付き土地のメリットは古家と土地を一緒に購入できる
古家付き土地とは、古家が立っている土地です。
古家はほとんど価値のない家であり、多くの古家は住むならば修繕が必要ですが、購入すれば、土地と一緒に古家がついてきます。
古家付き土地を購入するメリットとしては、土地と一緒にただ同然で古家を手に入れられることです。
傷みの程度が低く、少しリフォームして住める古家なら、改修費用をそれほど掛けずに家が手に入ります。
平成に入ってから建てた家を古家付き土地として販売することもあるので、そのような家なら手入れは最小限で済みます。
また、売り主が住まいとして利用している家を、そのまま古家として、古家付き土地で販売することもあります。
建物の状態によっては、リノベーションで古民家にして住めます。
趣のある日本家屋のような家ができあがります。
家が建っているので、解体して立て替えるにしても、新しく建てる家のイメージが掴みやすいです。
古家付き土地の購入は建物を解体するならばデメリットになる
古家付き土地を購入して家を建て替えるとなれば、古家の解体費用は土地購入者の負担です。
つまりは、古家付き土地を買った人が解体費用を支払います。
塀や庭木も撤去するならば、それらの費用も土地購入者が負担します。
土地によっては、新しい家を建てるときに、上下水道の引き込みが必要な場合もあります。
古家を解体して新しい家を建てるときに、土地から基礎や浄化水槽が出てくれば、それらの撤去費用も土地購入者が負担しないとなりません。
古家の解体費用だけでも多額の金額がかかり、土地に埋まっているものまで撤去となると、さらに費用はふくらみます。
解体費用は木造建築よりも、鉄筋コンクリート造の方が高いです。
重機やトラックが入れない場所の古民家の解体となると、手作業がメインなので、余計に解体費用がかかります。
ただし、古家付き土地購入時に、売り主と買い主が建物の解体費用について交渉する場合はあります。
家の中の家財道具などは、売り主が費用負担で撤去することが多いです。
要チェック|土地(売買)の一覧
まとめ
古家付き土地は、古家の付いている土地です。
古家の状態は物件ごとに違い、大規模な修繕が必要な家や、ほとんど修繕せずに住めるような家まであります。
古家付き土地にはメリットもデメリットもあるので、その両方を見て購入するかどうか考えてください。
株式会社イーアールホームズでは、新築一戸建て情報を取り扱っております。
マイホーム購入をご検討でしたら、まずは弊社にお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓