家には外壁が使われており、昔はモルタルなどの塗り壁が主流でしたが、現在はサイディングが主流となっています。
これから家を持とうと考えている方にも、サイディングは人気です。
サイディングにはいくつか種類があり、それぞれで価格が違います。
この記事では、サイディングの種類や価格についてご紹介します。
戸建ての外壁で人気のサイディングとは？
サイディングは外壁に使う建材の1つです。
壁にあわせてサイディングボードをカットして、貼り付けて外壁を作ります。
デザインはいくつかあり、比較的低価格で、耐久性や耐熱性があるので人気です。
昔はモルタルが外壁では主流でしたが、今やサイディングが外壁の8割以上を占めます。
モルタルは壁に塗って外壁を作りますが、サイディングはサイディング材である板を張り付けて外壁にします。
価格はサイディングの方が安いですが、耐用年数はモルタルの方が長いです。
サイディングの4つの種類
サイディングの種類は以下の4つです。
●窯業系サイディング
●金属系サイディング
●木材系サイディング
●樹脂系サイディング
窯業系サイディングは、セメントと繊維質が主成分です。
メンテナンスが楽であり、工期が短くなり、耐震性や耐火性に優れています。
デザインやカラーは、4つのサイディングの中で一番多いです。
金属系サイディングは、断熱性が高く防音性も高いです。
軽量なので建物に負担がかかりにくく、重ね貼りしても使われます。
木材系サイディングは、価格は比較的高めですが、木の温もりを感じられます。
断熱性が高いですが、吸水性も高く、メンテナンスをこまめに行わないとなりません。
樹脂系サイディングはアメリカで主流ですが、日本では使用件数は少ないです。
シーリングを使わないために劣化しにくく、軽量なので重ね貼りにも使われます。
サイディングのメンテナンス費用と張り替えの期間
サイディングは、10年に1度を目安にしてメンテナンスや張り替えを行います。
シーリングの劣化、チョーキング、サイディングの反りやひび割れなどがあれば、10年を待たずにメンテナンスします。
メンテナンスでは、塗装、張り替え、重ね貼りのどれかによってサイディングを修復します。
●塗装 : 60～200万円
●張り替え : 60～300万円
●重ね貼り : 60～200万円
●コーキング : 15～40万円
●洗浄 : 3～8万円
30坪の一般的な戸建ての場合の費用です。
これに足場代や、施工業者の人件費などがプラスされます。
サイディングのメンテナンス工事では、張り替えが一番費用は高いです。
また、コーキングでも打ち替え・打ち増しがあり、打ち増しの方が安いです。
それぞれの費用で幅がありますが、どのような塗料を使うかにもよって、メンテナンス工事の費用は変化します。
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まとめ
サイディングは外壁で人気の建材です。
耐久性や耐火性があり、サイディングには4つの種類があります。
どのようなサイディングを使っても10年程度でメンテナンスは必要であり、張り替えや重ね貼りによりメンテナンスを行います。
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