ライフステージの変化など、それぞれのご家庭の事情で、家を手放すことになることもありますよね。
また、もう誰も住まないからと、相続後に空き家として残っていた家の売却を考えている方なども多いのではないでしょうか?
大きな資産とも言える「家」だからこそ、できるだけ高いお値段で売るのが理想ですよね。
後から知って後悔することのないように、家を高く売るための「コツ」をチェックしていきましょう。
家を売る前に気をつけておきたいポイントとは?
「空き家として維持していくのは限界」「住み替えを検討している」など、家の売却を考える理由は、十人十色。
「家の売却」という課題は、人生においてそう何度もない一大課題のひとつ。
おそらくほとんどの方が、初心者と言えるのではないでしょうか?
「もっと高く売れたのに!」と残念な結果になってしまわないように、不動産を手放そうと決断した後は、リサーチする時間を惜しんではいけません。
まず重要なのは、売りたい家があるエリアの物件の相場をおおまかにチェックしておくこと。
同じような築年数や間取りなどの家の中古価格をインターネットでちょっと調べるだけでもOKですが、固定資産税評価額から計算してみると、なお安心です。
とくに一戸建ての場合、築20年以上が経ってしまっている家の価値は、ほぼゼロとなっていることがほとんど。
もちろん、家の条件などによっては大きく異なることもありますが、固定資産税評価額÷0.7で試算できる「土地の相場」を知っておくことが、家を売る前の大切な準備となります。
査定のポイントは?高く売れる時期ってあるの?
売りたい家の相場がわかったら、次はいよいよ不動産会社に家の査定をお願いする段階です。
気をつけたいのは、査定は1つの不動産会社ではなく、複数の不動産会社に依頼すること。
家を高く売るためには、査定額以外にも、売却時の条件、売却実績、売却活動の内容や契約内容などのほか、相性がよいと感じる不動産会社を選ぶこともポイントとなります。
またぜひ知っておきたいのは、家の売却で「旬」とされるのは、築20年までの物件だということです。
確かに、物件の立地条件・内装・設備なども、家の価値に大きく関わってくる部分となりますが、一戸建てはもちろん、マンションでも、築20~30年の物件になると、査定額が半分以下になってしまうこともめずらしくありません。
しかしここ数年は、古民家や中古マンションを改築して住みたいという方も増加傾向にあります。
旬を過ぎている物件だからと言って、不用意にがっかりする必要がないことも覚えておいてくださいね。
一般的には、3月の引っ越しシーズンの前や高すぎる新築マンションが売り出される時期などが、一番高く売れる時期とも言われています。
まとめ
家を高く売る「コツ」をご紹介してまいりましたが、少しおわかりいただけたでしょうか?
家の売却においてキーワードとなるのは、やはり不動産会社。
最近は、インターネット上でも、いくつかの不動産会社にまとめて査定をお願いできるようになっていますし、とりあえず家の価値を知っておきたいという場合にも便利なので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
時期を見極めることでより賢い売却ができるかと思いますので、ぜひいろいろと検討してみてくださいね。