憧れのマイホームを持つといろいろと関わる機会が増えるのが、登記の問題ですよね。
登記のスペシャリストとして、私たちに意外と身近な存在でもある土地家屋調査士とそれを支える法律「土地家屋調査士法」をお役立ち情報とともに、わかりやすく解説していきます。
不動産関係でふとした時にお世話になる土地家屋調査士とは?
「土地家屋調査士」という国家資格をご存知でしょうか?
土地家屋調査士は、不動産の表示における登記の専門家。
私たちの身近なところでは、土地や住宅などの不動産の売買の際や家を新築する際などにお世話になることの多い、不動産のスペシャリストです。
不動産の登記に必要な土地や家屋の調査・測量、登記の申請手続き、審査請求の手続き、家の境界を決める筆界特定の手続きの代理、土地の筆界を原因とした民間紛争の解決
すでに土地家屋調査士の存在をご存知の方の中には、親族から相続した土地を分けた際などに、土地家屋調査士に測量をお願いした、土地分筆登記をしてもらったという方もいらっしゃるかと思います。
また、ご近所さんとの境界紛争などが増加傾向にあると言われています。
お住まいの地域での土地の境界問題を解決する際に、土地家屋調査士の助けを借りた話を耳にした経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
土地家屋調査士法とは?突然のトラブル時にも頼りになる土地家屋調査士
土地の売買や新築住宅の売買などにおいて、重要な役割を担う「土地家屋調査士」です。
昭和25年から定められている「土地家屋調査士法」は、土地家屋調査士に求められる知識や土地家屋調査士試験の概要、土地家屋調査士の義務についてのくわしい内容などが記載されている法律です。
土地家屋調査士が請け負う業務の一例としては、土地に関する土地表示登記・地目変更登記・地積更正登記・土地分筆登記のほか、建物に関する建物表示登記・建物表示変更登記・建物滅失登記などがあげられます。
また現在、登記以外で土地家屋調査士の活躍の機会が増えているのが、土地の境界があいまいなことから地域でトラブルに発展してしまう境界問題があります。
土地家屋調査士会は、各地域で、気軽に相談することのできる境界問題センターも運営していますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
土地家屋調査士と土地家屋調査士法についての解説に合わせ、身近なトラブルとして増えている境界問題についても解説しました。
土地に関する問題は、専門知識を必要とするややこしい法律が関わってくることも多いため、困った時には、専門家に相談するのが一番の解決策でもあります。
土地や登記に関する疑問は、ぜひ土地家屋調査士に相談してみてはいかがでしょうか?
株式会社イーアールホームズでは、神戸市灘区の一戸建て・マンション・土地を取り扱っております。
マイホーム探しの際は、ぜひ当社のお問い合わせください。