古くから国際貿易の拠点として発展してきた歴史を持ち、ほかに類を見ない美しい都市と評されることも多い神戸市。
令和時代として新しい道を歩みはじめた現在、神戸市が取り組んでいる「より神戸らしい都市景観」を視野に入れた都市景観計画のあれこれに迫っていきたいと思います。
都市としての魅力を兼ね揃えた神戸市、その特徴とは?
神戸市は、大阪や京都が持つような大都市としての魅力だけではなく、都市景観と自然景観が共存する数少ない都市の1つです。
歴史と文化がバランスよく混ざりあった関西圏の一部として、経済や観光などのさまざまな面で貢献していると言えるのではないでしょうか。
住みたい街として衰えない人気を持つ三宮をはじめとして、神戸は、都会と田舎の絶妙な距離感を持つ街としても注目されています。
それもそのはず、神戸の交通のハブとして知られる三宮でさえも、中心部から30分ほど離れるだけで、心地よい静寂を感じることのできる六甲山エリアや自然あふれる田園エリアに辿り着ける特徴があります。
神戸市では、昭和時代後期から「神戸市都市景観条例」を掲げるなど、神戸の恵まれた自然環境・都市環境を守るために、現在も積極的な取り組みがおこなわれています。
昭和・平成を経てさらに期待が高まる神戸市の景観化計画とは?
昭和時代に制定された「神戸市都市景観条例」や、まだ記憶に新しい平成時代の「景観法」の制定を背景に、神戸市では、長年「神戸らしい景観」を育む活動が進められています。
令和時代の現在も、旧居留地・神戸駅大倉山・須磨舞子海岸などの7つのエリアが、「景観化計画区域」とされ、緑や歴史と共存する都市づくりへの取り組みがおこなわれています。
また、「都市景観形成地域」として、神戸ハーバーランド・メリケンパーク・ブルメールHAT神戸などのウォーターフロントエリアの整備、安心・安全とともに街の照明にもこだわった夜間景観づくりなど、住みやすさや街のデザイン性を意識した都市づくりにも重点が置かれています。
これからも、洗練された美しさと住みやすさが向上していく街・神戸から、ますます目が離せなくなりそうですね。
まとめ
最近では、フォトジェニックな街並みとしても注目されている旧居留地など、神戸には、港街ならではの特徴もたくさんあります。
山と海に囲まれているという最高の条件を持つ神戸市は、景観化計画区域での取り組みでこれからも守られていくのでしょう。
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