核家族化がすすむ日本ですが、共働き世帯の増加にともない、両親の協力が得られやすい二世帯住宅へ関心を寄せる方は多いのではないでしょうか？
一緒に生活する家族が増えれば、それだけトラブルの心配もありますが、同時に喜びや楽しみもたくさん増えそうですよね。
子育て世帯は両親の協力を得て、孤独な子育てから解放されますし、ご両親もまた、体調が悪くサポートが必要な時に子世帯に頼りやすいです。
今回は、注目を集める二世帯住宅について、メリットとデメリットを詳しく紹介していきたいと思います。
二世帯住宅の特徴とは？そのメリットとデメリット
二世帯住宅とは、おもに親世帯と子世帯が、一つの住宅に同居するため建てられた住宅のことです。
また玄関やキッチン、トイレなどの共用スペースの割合によって3つのタイプに分けられ、共用スペースが少ない順に、完全分離型・一部共有型・完全同居型となります。
最大のメリットは、信頼できる家族と助け合いながら暮らせることでしょう。
その他にも、光熱費や住宅ローンの費用をそれぞれが払うより、ひとつにまとめた方が安く抑えられるというメリットもあります。
しかし、やはり世代や育った環境が異なる二世帯が同居すると、生活リズムや価値観の違い、友達を家に招くことが原因でトラブルやストレスになるなど、デメリットがあるのも事実です。
後悔しない為にも予算や入居後の交流イメージをよく検討しましょう。
ハウスメーカーや不動産会社などが、インターネット上で二世帯住宅の間取りプランや、必要となる建築予算の目安を紹介しておりますので、購入前に家族で話し合っておくと安心です。
ストレスが少ない完全分離型の二世帯住宅がおすすめ
二世帯住宅では、世代の離れた二世帯が同居するため、入浴や就寝時間、また食事の好みなどの生活習慣の違いが原因で、お互いにストレスを感じトラブルに発展してしまう可能性があります。
完全同居型や一部共有型の二世帯住宅の場合、プライバシーが確保しづらいというデメリットがあり、光熱費や食費を世帯別に把握することが難しいため、話し合いを重ねてルールを決めていないと片方の世帯が不満に思う事態になりかねません。
このようなトラブルを避けるために、世帯ごとに玄関を設置し、住戸内の設備や居住空間をすべて2つに分けた完全分離型の二世帯住宅をおすすめします。
完全分離型のメリットは、プライバシーを確保しつつ、すぐ隣に頼れる家族がいる安心感があることです。
どちらの世帯にとってもストレスが少なく生活していけそうですよね。
また、居住空間を完全に分離しているので、将来ほかの二世帯住宅よりも半分を賃貸住宅として運用しやすいことも、おすすめのポイントです。
まとめ
家族が助け合いながら暮らせる二世帯住宅は、家族の関係がよければ親世帯・子世帯どちらにとっても理想的ですよね。
無用なトラブルを避けるためにも、家族のほどよい距離感を保てる完全分離型を検討してみてはいかがでしょうか。
私たち株式会社イーアールホームズでは、神戸市内の土地・一戸建て物件を豊富に取り扱っております。
二世帯住宅をご検討中でしたら、まずは弊社にお問い合わせください。
