住宅購入は、家族と話し合いながら立地や間取りの検討をすることができ、本来楽しく夢のあるものです。
しかし、いよいよ真剣に住宅購入を決意する段階で、予算に無理はないのか、住宅ローンの支払いをしていけるのかと、不安にかられてしまうタイミングもあります。
そんな時に相談したいのが「お金の専門家」であるファイナンシャルプランナー。
今回は住宅購入の際、ファイナンシャルプランナーの上手な活用法と、相談できる内容について紹介します。
ファイナンシャルプランナーの活用方法① 住宅購入後の生活をイメージできる
ファイナンシャルプランナーは、住宅ローンや税制についての知識が豊富な「お金の専門家」です。
住宅購入の資金計画だけではなく、家計のヒアリングをもとに、将来の教育費や老後の生活などに必要な生活費の診断もしてくれます。
たとえばこどもは何人ほしいのか、学校は私立と公立どちらに入れたいかを想定し、そのために必要なお金を試算してライフプラン表を作成してくれるのです。
今後の人生で必要なお金の額と内訳が明確になり、家計を見直すきっかけになりますよ。
住宅を購入する際に相談すると、住宅ローンについての相談だと思われる方もいるかもしれませんが、実際には住宅購入はあくまで人生のライフイベントの一つとして、住宅購入後の生活に必要なお金のやりくりをイメージさせてくれるのがファイナンシャルプランナーの仕事なのです。
ファイナンシャルプランナーへの相談を活用すると、資産状況や将来かなえたい夢をふまえた具体的な資金計画がたてられるので、漠然としたお金の不安を解消することに役立ちます。
ファイナンシャルプランナーの活用方法② 相談できる内容とは
ファイナンシャルプランナーには、家計の見直しや、出産・子育て・老後といった人生の夢を実現するために必要なお金の収支計画を相談することができます。
住宅購入においては、将来必要になるお金を鑑みたうえで、無理のない購入金額を算出し、頭金や返済計画のアドバイスをしてくれます。
住宅ローンの金利についても、固定と変動のどちらをえらぶべきか状況に合わせた提案をしてくれるはずです。
また、住宅ローンを組むと団体信用生命保険に加入するため、希望する方にはすでに加入している生命保険の見直しプランを提案してくれます。
必要に応じて上手に活用していきましょう。
まとめ
お金の問題は、誰にでも話せることではないですし、家族で話し合うと不安ばかりが大きくなってしまうケースもあるようです。
そんな時は、ファイナンシャルプランナーのアドバイスを上手に活用して住宅購入後の生活をイメージしてみてください。
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