兵庫県神戸市は港町として昔から外国との交流が盛んであり、貿易商など多くの外国人も住んでいました。
それら諸外国の文化や習慣などを取り入れ、神戸という街は「おしゃれの街」、「ファッションの街」として発展してきました。
そんな神戸市の東灘区には、衣・食・住・遊にわたるファッションをテーマにしてその魅力を発信する「神戸ファッション美術館」があります。
今回は、神戸市東灘区にある「神戸ファッション美術館」の概要や魅力的な展示内容、そして名誉館長のコシノヒロコさんについてご紹介します。
神戸市東灘区にある「神戸ファッション美術館」の概要と魅力的な展示内容
「神戸ファッション美術館」は兵庫県神戸市東灘区の六甲アイランドにあり、JR住吉駅もしくは阪神電気鉄道の魚崎駅から六甲ライナーに乗り換え、アイランドセンター駅で下車し東出口から徒歩1分ほどで着きます。
建物は1階がコレクション展示と特別展示の会場となっており、3階はファッションやインテリアに関しての書籍約40,000冊や生地見本などの資料があるライブラリー、4階は資料館、5階はファッションショーなどのイベント会場となっています。
コレクション展示のみの開催時であれば200円で入館できますが、特別展示の開催時は内容によって入館料が変わるので、ホームページなどで確認していくことをお勧めします。
魅力的な所蔵品を展示するコレクション展示では、テーマに沿って18世紀から19世紀の西洋衣装や20世紀以降の現代ファッション、また日本を含む70ヶ国以上の民族衣装などを実際に着たマネキンが展示されます。
そして、特別展示はファッションだけでなく、イギリスの紅茶文化に焦点を当てた「アフタヌーンティーのよそほひー英國紅茶物語」など外国の文化についてや、雑貨やインテリアのデザインに焦点を当てた展示など様々なテーマで開催されます。
東灘区の魅力的な「神戸ファッション美術館」の名誉館長はコシノヒロコさん
神戸市東灘区にある「神戸ファッション美術館」の名誉館長に、2018年4月1日付けでファッションデザイナーのコシノヒロコさんが就任しました。
コシノヒロコさんは1937年大阪府岸和田市生まれで、ファッションの専門学校である文化服装学院を卒業しました。
西洋のファッションを日本の視点からとらえ、独自の世界観を衣装で表現しました。
また1982年から1993年にはパリ・コレクションにも参加したことで、世界から高い評価を得ています。
コシノヒロコさんは名誉館長就任にあたり、「ファッションという文化を担う一員として、微力ながらもお役に立ちたいという思いが勝りました。こうした総合文化の発信地として、この魅力的な施設がますます貢献できるよう、私も力を尽くしてまいりたいと存じます。」とメッセージを寄せています。
まとめ
神戸市東灘区にある「神戸ファッション美術館」は、ファッションに興味があるなしに関わらず魅力たっぷりの空間になっています。
普段見ることができないすばらしい展示がたくさんありますので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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