不動産を購入する場合、現金一括購入と住宅ローンのどちらが良いのでしょうか?
結論から言えば、一括購入のほうが費用的には断然お得です。
しかし、住宅ローンにはない注意点もあります。
そこで今回は、不動産の一括購入のメリット・注意点・費用についてご説明します。
不動産を一括購入するメリットとは?
一括購入のメリットは住宅ローンの金利を節約できることです。
住宅ローンを組むと金利を支払わなければなりません。
3,000万円を35年間、固定金利0.375%で借り入れた場合、月7万6,000円で合計3,192万円を支払うことになります。
すなわち、192万円の金利分が余計にかかるのです。
しかも、住宅ローンを組んだ場合、諸費用も発生します。
具体的には、融資手数料、ローン保証料、仲介手数料、火災保険料、地震保険料、団体信用生命保険料などです。
一般的に住宅ローンの諸費用は、中古住宅や新築一戸建てなら不動産価格の6~9%、新築マンションや注文住宅なら3~6%程度と言われています。
一括購入なら、この諸費用もかかりません。
不動産を一括購入する場合の注意点とは?
不動産を一括購入する場合、メリットだけではなく注意点もあります。
住宅ローン控除を受けられない
住宅ローン控除とは、住宅ローン残高の0.7%を所得税から10年間控除する制度のことです。
一括購入すると、住宅ローンを組まないので、当然、住宅ローン控除を受けられません。
ただし、住宅ローン控除は年間40万円、最大でも400万円なので、一括購入の方が節約できます。
貯金が減る
現金で一括して支払うため、貯金が一気に減ります。
貯金が減っても、まだまだ残高に余裕があるのなら問題ありませんが、ギリギリの場合、病気やリストラや設備の故障などの急な出費に対応するのが難しくなります。
このため、一括購入後に貯金がほとんど残らないようであれば、無理をせず住宅ローンを利用しましょう。
不動産を一括購入する際の費用と流れとは?
一括購入は節約できますが、それでも以下のような費用はかかります。
●土地契約の仲介手数料や印紙代
●土地の手付金
●登記費用
●地鎮祭など儀式の費用
一括購入の場合、不動産購入の申し込み~売買契約~物件の残高の支払い(引き渡し)という流れになります。
必要な手続きが少ないだけでなく、書類も少ないので、住宅ローンとくらべると楽で早いです。
まとめ
不動産を買うなら、住宅ローンを組むよりも現金で一括購入したほうがお得です。
なぜなら、多額の費用を節約でき、手続きが簡単だからです。
しかし、住宅ローン控除を受けられない、貯金が減るなどの注意点もあります。
一括購入はメリットと注意点を見定めたうえで決めようにしましょう。
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