人口の減少や、都市部への人口集中に伴い、年々空き家が多くなっています。
管理されない空き家を放置しておくとどのようなリスクがあるのか気になる方も多いでしょう。
今回は、空き家の種類や空き家の増加率、放置した場合のリスクについてご紹介していきます。
空き家の種類とは?
一口に空き家といってもどのような種類があるのでしょうか。
空き家には4つの種類があります。
1つ目は、賃貸物件用の空き家です。
新築か中古かに関わらず賃貸物件用として空いている空き家のことを指します。
2つ目は、売却用の空き家です。
こちらも新築や中古に関わらず、売却用とされている空き家です。
3つ目は、二次的住宅があります。
別荘やセカンドハウスとして利用している住宅を指します。
そのため、多目的に使われている場合が多い物件です。
4つ目は、その他の住宅です。
賃貸物件用、売却用、二次的住宅以外の住宅を指します。
住人が長期入院しているものや、すでに取り壊しが決まっているものなど、理由はさまざまです。
増加率の高い空き家の種類とは?
近年空き家の増加率は上がっていますが、どの種類の空き家の増加率が高いのでしょうか。
4種類の中で一番多いのは賃貸物件用の空き家です。
新築であるか中古であるかは問わず賃貸物件用の住宅の空き家が一番多くなっています。
住宅・土地統計調査によると全体の50.9%が賃貸物件用の空き家です。
二番目に多いのはその他の住宅です。
住人の長期入院や出張によって空き家になっていたり、建て替えのために取り壊される住宅などが含まれる種類です。
また、相続したものの使用用途が決まらず管理も出来ていない状況の空き家も多くなっています。
その他の住宅は住宅・土地統計調査によると全体の41.1%になっています。
その他の住宅を放置した場合とは?
その他の住宅を放置した場合、どのような状態になるのでしょうか。
その他の住宅には使用用途が決まらず管理が行き届いていない物件が多くあります。
管理が行き届いていないと、住み手が見つからずそのまま放置されてしまう可能性が高まります。
放置してしまうと「特定空き家」に認定され固定資産税が高額になる可能性もあるため注意が必要です。
また、空き家をそのままにしておくと倒壊する恐れもあり大変危険なため、しっかり管理するか売却する手配をおこないましょう。
まとめ
空き家の種類や割合、放置した場合のリスクについてご紹介してきました。
空き家にも使用用途などによって種類があり、空き家全体の中での割合も異なります。
もし空き家を所有している場合は管理をおこなうまたは売却することがおすすめです。
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