年々、空き家は増え続けて、社会問題としても取り上げられるようになりました。
人が住まなくなると、家は急速に劣化します。
劣化する原因と、劣化することによるデメリット、また劣化が進行しないようなメンテナンスについて解説していきます。
空き家が劣化する原因は?
換気不足による劣化
人が住んでいる家は空気が常に循環していますが、空き家となってしまった家は空気の入れ替えがないため、湿気が溜まりカビが発生しやすくなります。
カビの発生は、建物の木造部分を腐らせる原因となり、建物の劣化を早めます。
雨もりによる腐食
人が住んでいても雨もりは起こりますが、誰も住んでいない家で雨もりがあった場合、そのまま放置されてしまうのでその部分は腐食していきます。
さらに雨もりの原因となる場所を修理しないと、台風時などに風雨が吹き込み腐食が進んでしまいます。
給排水管やガス管の劣化
長い間使用しなかった給排水管やガス管の内側は、付着したヘドロなどの汚れや遺物が乾燥して固まり、管のひび割れや破損の原因となります。
明らかな破損箇所がなくても、使用再開をした時に不具合があったりすることもあります。
給排水管は、管の内部にサビが発生して使用に支障が出てくる場合もあります。
空き家が劣化するとどんなデメリットがあるか?
劣化した空き家は、外観が悪いと印象も悪く売却しようと思ってもなかなか買い手が付きません。
メンテナンスされていない家はリフォーム費用がかさむだけでなく、放置されてきたことによって信用度が下がってしまうことも売れにくい原因となります。
また、賃貸物件として出す際、そのために大規模なリフォームをしても入居者がすぐに見つからなければ、かかった費用を家賃収入で回収することが難しくなります。
空き家問題は深刻化しており、2015年2月に空き家対策特別措置法管理が施行されました。
これにより、管理がきちんと行われていないと判断される空き家は特定空き家として認定され、行政指導により修繕、管理を促されます。
空き家を劣化させない管理・メンテナンスとその重要性
人が住んでいない空き家でも定期的に窓を開けて空気を入れ替えしたり、草取りや修繕の必要がある箇所のチェックに行くだけでも劣化の進行を抑えられます。
しかし、遠方に住んでいる場合はそうはいってもなかなか難しいでしょう。
そういった場合は、長く空き家で放置しておくよりも、売却や賃貸物件に出すなど不動産会社に相談してみるのも解決の方法です。
まとめ
人が長く住んでいない空き家は劣化します。
劣化した空き家は、売却の際なかなか買い手が付かない、賃貸物件に出す際には大規模なリフォームが必要となるなどデメリットが多いです。
定期的に訪ねて空気を入れ替えたりメンテナンスができれば良いのですが、管理が難しい場合は、売却や賃貸物件に出すことを検討してみることをおすすめします。
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