物件で発生しがちな問題のひとつとして、シロアリがあります。
シロアリ被害に頭を抱えている方もいるでしょう。
この記事ではシロアリ被害に遭った不動産の売却についてご説明します。
売却前に確認しておくべきポイントや高く売却するコツにも触れるので、ぜひ参考にしてください。
シロアリ被害の問題を抱える不動産の売却について~事前確認のポイント~
シロアリ被害に遭った物件は売値が安くなってしまいます。
しかしながら、問題を隠したまま売却してはいけません。
売主には不動産が抱える問題を事前に購入希望者へ伝える告知義務があります。
シロアリ被害に限らず、売却後に不動産の問題が発覚した場合は責任を問われ、売買契約の解消や損害賠償を請求される可能性が高いのです。
問題を抱えた物件を売却したとなると不動産会社の評判にも関わるので、売却を仲介した不動産会社から訴えられるケースもあるので注意してください。
虚偽の報告は大きなリスクを負うことになるので、問題があればきちんと事前に確認して不動産会社へ伝えておきましょう。
売値が下がってしまうとしても、問題を隠したままの売却はかえって損をしてしまいます。
シロアリ被害を抱えたままの不動産を売却する場合は、不動産会社と購入希望者へ報告し、買主へ瑕疵担保責任の免除を交渉するのもひとつの手です。
シロアリ被害の問題を抱える不動産を売却するコツ
シロアリの問題を抱えた不動産を売却する際には、被害の大きさを見極めるのが高く売るためのコツです。
シロアリ被害によって床材が腐ってしまっていたり、家が傾いていたりといった安全な居住環境が損なわれている場合は、一度家を取り壊して更地の状態で売却するとよいでしょう。
シロアリによって損傷した物件は改修工事ではもとに戻せません。
被害をそのままにした物件はそもそも買手が付かない可能性があるので、お金をかけてでも更地にして売却に臨んだほうが高値で売却できる可能性があります。
取り壊してしまえば、売却後にシロアリ被害でトラブルに発展するリスクもなくなります。
そこまで被害が大きくないのであれば、駆除業者に依頼したうえで損傷部分だけを修繕するのもおすすめです。
比較的新しい物件や、人気のある立地・デザインの物件であれば被害に遭った部分だけの改修工事で高く売れる可能性があります。
ただし、売却後のトラブルを防ぐため慎重に被害部分を確認して、駆除・修繕を徹底しましょう。
まとめ
以上、シロアリ被害の問題を抱えている不動産の売却についてご説明しました。
問題を隠して売却すると重大なトラブルに発展しかねません。
きちんと確認したうえで、被害状況に応じて対処し売却するのがコツです。
不動産の売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
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