不動産は人生の大きな買い物ですが、同時に、自分が不動産を売却する側に回った時も、大きな売り物となります。
何千万ものお金が動くうえ、素人ではその価値や売却の方法すらわからないため、土地を売りたくても躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一戸建て用土地の売却方法と査定について見ていきましょう。
一戸建て用土地とは
まず、一戸建て用土地とは何かを説明しましょう。
一戸建て用土地とは、土地を買う側が、その土地に一戸建てを建設しようと考えて購入する土地のことを指します。
土地は行政によって用途が定められています。
商業用や農業用、住宅用といった用途が行政によって決められているのです。
住宅用の土地の中でもさらに、一戸建てを建てるようにと行政から定められたものがあります。
このような土地は一戸建てが密集しているエリアに多いです。
そのような場合、例えばマンションを建設したい人を相手に売ろうとしても、そもそもその土地にマンションを作ることが不可能な場合があります。
自分の持っている土地の用途がどのように定められているのか、事前にしっかりと確認しましょう。
売却するには査定が必要
さて、いざ一戸建て用土地を売るとなると、不動産屋を仲介することとなります。
この際、気になるのは、いったいいくらで土地が売れるのかです。
土地の値段は、不動産会社の査定が強い影響を与えます。
具体的には、「取引事例比較法」と「積算法」を用いて、金額を算出します。
取引事例比較法とは、周辺地域の取引の事例をもとに、金額を算出する方法です。
一方、積算法は、土地の価格とその上に建っている物件の価格を、それぞれ算出します。
土地の価格は、取引事例比較法や、国が発表している公示地価を基に算出します。
それに対し、建物の価格は建築費用をもとに算出します。
査定では、この二つの方法を組み合わせて、土地の価格を決めるのです。
また、査定の際には建物規模にも注意しなければいけません。
土地にはそれぞれ、行政によって決められた建物規模があり、いくら土地が広くても、この建物規模を超える面積の建物を作ることはできないのです。
この建物規模によっても査定金額は変わってくるので、注意が必要です。
一戸建て用土地の売却方法 実際どのくらいで売却できるの?
一戸建て用土地を売却する際、実際にはどのくらいで売れるのでしょうか。
そのおおよその値段を算出する方法があります。
その参考になるのが先ほど紹介した取引事例比較法。
この方法を用いれば、土地がある一帯の相場がわかります。
そして、土地を購入する側も、その相場を知ったうえで土地を購入しようとしているはず。
つまり、相場と購入者の予算額は、密接な関係があるのです。
また、土地そのものの値段は、その地域で売り出されている新築の物件の値段から建築費用を引いた額になります。
このような方法で、土地の相場を知ることができます。
まとめ
一戸建て用土地を売却する際には、不動産会社の査定が入ります。
その査定額は、近隣の土地の値段などをもとに算出されます。
周りの土地の値段に注意しておけば、事前にいくらぐらいで売れるかの見当をつけることもできるのです。
ただ、土地や不動産の査定は単純ではないので、少しでも疑問に思うことがあれば不動産会社に相談することをおすすめします。
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