不動産の売買においては、あまり聞いたことのないたくさんの不動産用語に出合ってしまうこともありますよね。
売却の知識として役立つ「路線価」とはどんなものか、また、路線価が不動産売却に与える影響なども合わせて解説していきます。
不動産の売却に役立つ知識!路線価とはどんなもの?
近年は、住み替えや相続などのさまざまな背景で、不動産の売却を検討する方が増えてきています。
不動産の売買には普段の暮らしの中では聞き慣れない不動産用語も多く、いざ不動産を売却しようとする際に、「トラブルなく売却できるかな?」と漠然とした不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
今回解説させていただくのは、土地の評価額である「路線価」について。
路線価は、相続財産評価・固定資産税評価・相続財産評価などにも利用されるものなので、不動産にかかる税金を算出する時にも役立ちます。
不動産の売却の際には、売買価格の相場を知るという意味でもとても便利なものですし、実際の売買取引は路線価以上の価格になることが多いと言われています。
売却の前に指標となる路線価を知っておくことが売主の安心につながるというのは、とても心強いですよね。
知っておくと便利!路線価が土地の売却額にもたらす影響とは?
不動産の売買取引がされる実際の価格を実勢価格と呼びますが、路線価はこの実勢価格と同等というわけではありません。
実際の売却価格には、不動産がある周辺の環境、周辺エリアの取引履歴、土地開発の有無、ほかに同エリアで市場に出回っている不動産があるかどうかなどのいろいろな要素が影響してきます。
しかし、路線価は、不動産売買において指標となるもの。
不動産の売却を視野に入れている場合は、定期的に確認するようにしておくのがおすすめです。
路線価は、国税庁の「路線価図・評価倍率表」ですぐに確認することができます。
路線価を調べたい都道府県を選択していくだけで、誰でも簡単に確認ができますので、ぜひ一度チェックしてみましょう。
●国税庁の「路線価図・評価倍率表」
●https://www.rosenka.nta.go.jp/index.htm
土地の売却価格を知りたい場合は、路線価÷0.8が目安となります。
また、実勢価格の目安を知りたい場合には、国土交通省の「土地総合情報システム」を確認しておくと安心です。
まとめ
不動産の売却に役立つ路線価について、少しおわかりいただけたでしょうか?
売却にだけではなく、税金の計算にも使われる路線価は、知っておくと便利な不動産知識のひとつ。
「自分では判断の仕方がよくわからない」、「売却価格の目安をてっとり早く知りたい」という方は、不動産会社のサイトで見積もりする方法や不動産会社に相談してみるという方法もおすすめです。
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