どの市にもある、その地域ならではのソウルフード。
その地域でしか味わうことのできないご当地グルメなどもあるので、普段は味わえない料理を楽しめることも。
素材として使われている材料も、それぞれの地域でこだわりをもって作られたものや、用意されたものがあるため、旅行した時などのイベント時にしか食べられないというものもあります。
今回は神戸市のソウルフードである、そばめしと、いかなごくぎ煮の紹介をしていきます。
ご飯と焼きそばが融合したソウルフードのそばめし
そばめしという名前の通り、焼きそばとご飯が合わせられたソウルフードです。
焼きそばが入っていますが、麺をすすって食べたりするのではなく、短くカットされた焼きそばがご飯と一緒に炒められた料理なので、丼もののようにスプーンでぱくぱくと食べられる料理です。
焼きそばとご飯を一緒に炒めているので、はじめて見るという方からすると衝撃的な料理かもしれませんが、炒める時に使われるソースが決め手となっていて、見た目も味もインパクトのある料理として、神戸市の方から親しまれています。
神戸市ではお弁当にも入れられることもあるソウルフードで、焼きそばもご飯も一緒に味わえる料理となっています。
そばめしの発祥とされている「青森」というお店では、地元ならではの食べ方と味付けのそばめしを楽しむことができます。
店名:青森
住所:兵庫県神戸市長田区久保町4-8-6
営業時間:11:30~14:30 17:00~22:30
アクセス:新長田駅から徒歩6分
旬を楽しめるおすすめソウルフード!いかなごのくぎ煮とは?
2月下旬から3月の初旬の間だけ解禁となるいかなご漁は、いかなごの稚魚である新子を獲る漁です。
その時に取られたいかなごを使用して作られたいかなごのくぎ煮は、神戸市ではご飯のお供として親しまれているソウルフードです。
くぎ煮は鮮度によって美味しさがわけられるとも言われるほどなので、水揚げされたばかりのいかなごを調理するという特徴もあります。
醤油やザラメ、みりんやショウガなどを使って甘辛く煮詰めたのがいかなごのくぎ煮で、春が訪れた時期にしか味わうことのできない旬の料理でもあるんです。
まとめ
そばめしや、いかなごのくぎ煮といった神戸市のソウルフード。
季節を感じることができる料理であったり、地域によって楽しめる味付けで作られたものを提供してくれるので、本場の味を楽しみたい時にもおすすめです。
どちらも過程で簡単につくることができ、お弁当やご飯のお供として食卓に並べることができる料理なので、気になる方はぜひ自宅でも作って食べてみてください。