神戸市は、市民と街が一丸となり、阪神淡路大震災の復興を乗り越えました。
次なる神戸市の課題は、人口減少の克服で、すべての人が住みやすく活躍できるまちづくりを目指すべく、「未来創造都市計画」を掲げています。
この記事では、神戸市の「未来創造都市計画」の理念や取り組みについて説明します。
神戸市がどのようなまちづくりを目指しているのかについて理解しておきましょう。
神戸市の「未来創造都市計画」の理念について
神戸市は、目指すべき都市像として「未来創造都市計画」を掲げて、実現に向けた取り組みを行なっています。
この「未来創造都市計画」には、すべての世代が活躍できるまちづくりを目指す「神戸2020ビジョン」も含まれています。
まずは「未来創造都市計画」の理念について、みていきましょう。
「未来創造都市計画」の理念は、「地方創生に向けた取り組み」、「市民が元気で働けるにぎわいのある街の実現」、「世界に誇れる夢のある街の実現」、「安心して子育て・教育ができる街の実現」、「市民が地域とつながり、福祉と医療をはじめ安心して暮らせる街の実現」、「本物の市政改革を進め、新しい地方自治がはじまる街の実現」が、大きな柱となっています。
若者に選ばれる街を実現することが、神戸市の人口減少を抑制し、活力のある魅力あふれる街の発展につながるのです。
若者が年を重ねても神戸市に住み続けやすい環境に整えることも大きな課題となっています。
若い世代の結婚・出産、教育が優先できる社会づくりや、公共交通網の整備、高齢者や障害者が住みやすい安心して暮らせる環境づくり、県と市の連携を強化した市民サービスの向上などへの取り組みや計画により、理想的な「未来創造都市」を実現します。
神戸市の「未来創造都市計画」六甲山の活性化
神戸市の「未来創造都市計画」の「市民が元気で働けるにぎわいのある街の実現」の中の取り組みのひとつが、六甲山の活性化です。
神戸のシンボルである六甲山をこれからも守り育てることで、神戸市民が六甲山にさまざまなシーンで関わることができるように、新たな価値や魅力をつくり出そうという計画です。
六甲山のにぎわいづくりとして、まやビューライン・六甲有馬ロープウェイの無料運行の社会実験を実施したり、山の日を記念したイベントを行なったり、六甲山周辺を再整備したりと行った事業を実施しています。
六甲山の環境保全として、森林を整備したり、希少生物の観察や外来生物の防除など生物多様性に取り組んだりしています。
また、六甲山の資源を有効活用するために、バイオマスエネルギーの活用や六甲山の木材を活用したベンチ制作などが行われています。
まとめ
神戸市では、未来創造都市計画に沿って、人口減少社会を克服し、若者に選ばれるまちづくりを目指しています。
神戸市は、今後ますます魅力的な街に成長することが期待できるでしょう!
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