家付き土地の売却をしたいけど、更地にするか迷っている方もいるのではないでしょうか。
更地にして売却するメリットは多いのですが、デメリットもあります。
今回は、納得して売却するための検討材料として、家付き土地を更地にするメリットやデメリットについてフォーカスします。
家付き土地を更地で売却するときのメリットをチェック!
家付き土地を更地で売却するときのメリットは、以下の4つです。
詳しくみていきましょう。
〈買い手がつきやすい〉
古い家付きの土地は、新築に比べ買い手にとって魅力が半減してしまいます。
家の資産価値は築年数とともに下がり、20年住めば1割程度まで落ち込んでしまうことに…。
一方、更地ならすぐに建設にとりかかれるため、土地から探している人など買い手がつきやすいといえるでしょう。
つまり、家の資産価値や状態の悪さなどで悩む必要がなくなるのです。
〈瑕疵担保責任がなくなる〉
瑕疵担保責任とは、契約後に買い手が知らなかった家の不具合が見つかった場合、売り手が補修費などを負担するものです。
古い家は、新しい家に比べて瑕疵担保責任が発生する可能性が高くなりますね。
更地にしてしまえば、このようなトラブルへの発展を防止することが可能です。
〈内覧の対応をしなくてよい〉
家付きだとまだ住んでいた場合、内覧対応のために家族の予定を合わせたり、家を掃除したりする必要があります。
更地ならそのような心配もありません。
〈契約まで活用もできる〉
更地にしておくと、買い手が見つかるまで駐車場などで活用し、収入を得ることも可能です。
契約期間を決めておくと、売却時のトラブルも回避できます。
家付き土地を更地で売却するときのデメリットとは?
次に、家付き土地を更地で売却するときの3つのデメリットをみていきましょう。
〈費用負担がある〉
更地にするには解体費用がかかり、売り手が負担します。
解体費用は、1坪3万円程が目安になります。
たとえば、50坪であれば150万円程かかり、売却前にまとまった費用の準備が必要です。
また、更地は家付きの土地に比べて固定資産税が高くなりますよ。
立地によっては、さらに高額になる可能性もあるため、注意しましょう。
〈土地によっては制限がかかることも〉
土地によっては建築基準法など法令の制限により、再建が不可能な場合や同じ条件で家を建てられないこともあります。
事前に自分の土地の制限を明確にしておくことが大切です。
〈騒音トラブルに注意〉
解体工事の騒音が近隣トラブルにつながりかねません。
きちんと挨拶などをすませてから工事を開始しましょう。
まとめ
今回は家付き土地を更地にするメリットやデメリットについて詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?
両者を把握し、事前に自分の売却物件に当てはめてよく検討しましょう。
スムーズな売却ができるとよいですね。
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