売却したい物件の日当たりが悪いと価格に影響があるのでは、と考えている方は多いでしょう。
日当たりが悪い物件にもメリットはありますが、世間的な印象はあまり良くないのが現状です。
今回は、日当たりが悪い物件の売却価格への影響や売り出し時に宣伝できるメリット、日当たりが悪い物件を売却するコツについてご紹介します。
日当たりの悪さが物件の売却価格に与える影響
不動産の査定時、日当たりの善し悪しは評価基準に入れられていることが多く売却価格にも影響を与えます。
多くの場合、物件の日当たりが悪いと査定価格は相場の80%ほどまで下がってしまうのです。
日当たりが悪い物件は湿気がこもりやすく、住人の気分にも影響を与えるためあまり需要がありません。
家の日当たりは方角によっても異なり、西日のきつい西向きの物件や一日中あまり日の当たらない北向きの家などはとくに需要が下がります。
そのため、そういった条件の物件は査定額もあまり高くならないのです。
売却時にぜひアピールしたい!日当たりの悪い家のメリット
日当たりが悪いと言ってもデメリットばかりではなく、上手く宣伝すれば効果があるメリットもあります。
たとえば、直射日光が当たらない物件は熱がこもりにくいため夏場でも涼しいというメリットがあるのです。
日中に外出すると空調を切ってしまう場合が多いため、日当たりが良い物件は帰宅時にサウナ状態になっていることがよくあります。
日当たりが悪い物件の場合は熱のこもりにくい性質上、外出から帰ってきてもサウナ状態になりにくく安心です。
また、家具にも直射日光が当たらないため日焼けして退色したり劣化したりするのを防げます。
日当たりが悪い物件を売却するコツ
日当たりが悪い物件を売却するには、なるべく購入希望者に良い印象を与えるのがコツです。
内覧や広告に掲示する写真などでは、なるべく室内を明るく見せ、日当たりの悪さをデメリットに感じさせないような工夫をしましょう。
たとえば、照明の当て方を工夫して室内を明るくして写真を撮る、間接照明を置いて内覧時の室内を明るくするといった方法がとれます。
また、部屋の暗さから不潔感を強められないように入念に掃除をおこなうことも重要です。
現在主に宣伝しているターゲットに刺さらないようであれば、より日当たりの悪い物件でも売れる相手をターゲットにすると良いでしょう。
夜に働きに出ているため日中は家で過ごしている方など、日当たりが良い物件よりも涼しく過ごせる物件のほうが良いという方などは日当たりを気にせず物件を購入してくれる可能性が高いです。
まとめ
日当たりの悪い物件は相場よりも売却価格が落ちてしまいますが、メリットを前面に出すなど宣伝方法を工夫すれば問題なく売却できます。
室内を明るく清潔に見せ、適切なターゲットに売り込むことで早めの売却を目指しましょう。
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