不動産の売却を検討するにあたって、床や壁などに傷がある場合は直しておいたほうがよいのか、迷う方も多いのではないでしょうか。
傷があることで購入者との間でトラブルになる可能性はありますが、必ずしも補修してから売却したほうがよいわけではありません。
今回は、床などに傷がある場合の不動産売却についてくわしくご紹介します。
売却する不動産に傷があっても購入者によって考え方は異なる
どんなに気をつけていても、何年も暮らしていれば床や壁などに傷がついてしまうことは避けられない場合もあります。
いざ売却するときになって「傷があると売却に影響するのでは?」と不安になる方も多いでしょう。
しかし、実際には傷があることが売却にほとんど影響しない場合も珍しくありません。
購入者によっては、「購入してからリフォームするつもりだったのでまったく問題ない」という方や、「直さなくてよいので物件価格を値下げしてほしい」という方もいます。
気をつかって補修したにも関わらず、「どうせ直すなら自分好みにしたかった」というように、マイナス要素になってしまうこともあるのです。
また、「傷ができるのは仕方のないことなので気にならないが、それより部屋をきれいに使っていたかどうかが重要」という考え方の購入者もいます。
そのため、傷は必ずしも売却前に直したほうがよいということではありません。
傷がある不動産を売却する際は正確に伝えることが重要
購入希望者が室内を確認するのは、まだ売り主が住んでいる状態のときである場合がほとんどです。
そのため、傷があってもじゅうたんやポスターなどで隠してしまえば気づかれることはありません。
しかし、この方法だと恐らく、物件を引き渡すときになって傷があることに気づくため、購入者は大きなショックを受けることになります。
だまされた気持ちになってトラブルに発展する可能性もあるので、十分注意してください。
長年暮らしていれば何らかの理由で傷ができることがあるのは、誰もがわかっていることです。
そのため、傷を隠すのではなく、正確に伝えることが購入者への誠意といえるでしょう。
その上で売り主が補修するのか、そのまま購入してもらうのか、物件価格を下げるのかなど、対応を決めていくことをおすすめします。
対応に迷ったときは不動産会社に相談し、一般的な対処法を聞いてみるとよいでしょう。
まとめ
購入者によっては床などに傷があっても補修を希望しない場合もあるため、事前に正確に伝えることでどのような考え方なのかを確認することが大切です。
先走って補修してしまうことで売却にマイナスな影響を及ぼす可能性もあるので、十分注意してください。
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