分譲マンションを一度購入すれば、今後20年~30年とその物件で生活を送ることになるでしょう。
この記事では、築5年以降のマンション購入において注意したい管理費や修繕積立金の変化について解説しています。
最近の建物は技術も改良され、築5年以降になってはじめて劣化が見て取れると言われています。
管理費や修繕積立金が変わってくるので、ぜひ参考にしてください。
築5年以降のマンション購入時に気を付けたい管理費の変化
マンションの価値を左右する項目の1つに築年数があります。
築年数は、浅ければ浅いほど物件の価値は上がるものです。
また、建築技術の発達により最近のマンションは一般的に築5年目までは劣化がでにくいとされています。
つまり、築5年目以降のマンションにはある程度の劣化が生じていると考えられるのです。
そうなるとマンション本体の価格は下がりますが、逆に上がるものがあります。
それが管理費です。
管理費は、マンションの維持(共有部分の掃除や保守点検)に費やされるお金で、一般的に1㎡あたり150円前後とされています。
3LDKの一般的な広さが60㎡~70㎡なので、9,000円~10,500円程度が妥当な金額でしょう。
これが、マンションが劣化することで少しずつ値上がりするというわけです。
1ヶ月あたり2,000円値上がりしたとすれば、1年トータルで24,000円も増えてしまいます。
築5年以降のマンション購入時に気を付けたい修繕積立金の変化
築5年以降のマンションで、管理費とともに値上がりすると言われているのが修繕積立金です。
修繕積立金は、外壁の塗り直しなど定期的に発生するマンションの補修にかかる積立金を意味します。
相場は、1㎡あたり約200円です。
およそ1ヶ月(3LDKで60㎡~70㎡の広さの家と仮定すると)12,000円~14,000円程度かかってくるという計算になります。
管理費がマンションの維持費に該当するのに対し、修繕積立金は修理のための費用です。
つまり築年数が経過すればするほど、大規模な修理が必要になってくると考えられるので、修繕積立金は上がる一方と考えられるでしょう。
仮に修繕積立金を設定していない物件で、家賃がエリア相場程度のマンションは、建物の手入れそのものを一切行っていない可能性があります。
安すぎても高すぎても問題ですが、管理費や修繕積立金は必要経費として考えておきましょう。
まとめ
マンションの管理費、修繕積立金が築5年以降でどう変化するかについて見てきました。
築年数が経過すればするほど、管理費と修繕積立金は上がります。
とくに20年~30年住む予定なのであれば、きちんと計算しておきましょう。
住宅ローンばかりに目を向けていると、巨額の費用を請求される可能性があるので注意してください。
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