不動産売却をするときに、インスペクションが必要になることがあります。
インスペクションとはどのようなものなのか、概要や実施目的についてご紹介していきます。
また、インスペクション取引を行うことで得られるメリットも見ていきましょう。
不動産売却時に行われるインスペクションの実施目的とは?
不動産売却の際に行われるインスペクションとは、住宅診断のことを言います。
専門の診断士により、不動産の状況を細かくチェックしてもらってから売却を行います。
不動産の立地などを踏まえた価値ではなく、住宅自体の価値を診断します。
インスペクションの実施目的は、不動産の劣化状況や瑕疵がないかを調べることです。
中古住宅で実施されることが多いですが、新築住宅で行われることもあります。
新築住宅でも工事がしっかりと行われているか、不具合がないかを調べるためにインスペクションを実施しておくと安心です。
インスペクションの流れとしては、診断士が日ほどかけて不動産を目視して半診断をします。
当日にも簡単な診断結果を伝えられますが、1~2週間後に書面で結果を受け取ります。
診断する内容は、傾きやひび割れの有無、給排水管の破損がないかなどです。
室内だけではなく、外構のひび割れなど細かいところまで診断してもらえます。
不動産売却時に行われるインスペクションで得られる安全性とは?
インスペクションを実施すると、隠れた瑕疵が見つかって売却が不利になるのではと考える方もいますが、一概にそうとは言い切れません。
インスペクションを実施していることで、安全性が確保されるというメリットもあるのです。
他の物件との差別化ができますから、予想より早く買い手がつく可能性も。
不動産に不具合がないということがわかれば、安全性が確保できて買主の側も安心して取引ができます。
安全性を買われて、相場よりも高い価格で売却できることもあります。
売却したあとに瑕疵が見つかって、補修のために出費が発生するということもありません。
注意点は、診断に時間や費用がかかるため前もって準備しておく必要があることです。
まとめ
不動産売却の際は、インスペクションを実施することで安全性が確保され、売主にとっても買主にとっても安心な取引ができるようになることがわかりました。
注意点として時間や費用がかかるため、余裕を持って準備しておく必要があります。
ぜひ、上記を参考に安心できる取引を目指してみてくださいね。
株式会社イーアールホームズでは、新築一戸建て情報を取り扱っております。